会議で退席させられる(苦笑)

ボランティア・市民活動と一概に言ってもなかなか難しいものです。

福祉ボランティア団体と生涯学習ボランティア団体そして、NPO法人。関市には大きく分けて3つのボランティア団体のくくりがあります。
これは全国どこでも似たような構図でしょう。

先日、関市内のあるボランティア団体が集まった会議に行ったときのこと。

僕は「NPO法人も、福祉ボランティアも生涯学習ボランティアも一緒に、市民活動フェスティバルをやりましょう!」という提案をしに行きました。市民活動に興味のある市民の入り口にとしては、「福祉系」か「生涯学習系」か、はたまたそこがNPO法人格を持っているかなんて、関係ないわけで、間口が広いほうがいいんです。

そんな話をして、そのことを全体で話合う場となったら、議長から
「北村さんちょっと退席してもえますか」な~んてお言葉が。「本人がいると話しづらい」だそうで・・・。そんなもん、いい方向の話になるわけないですよね。

退席した後の結果を聞くと案の定、今回は一緒にやらないという方向できまったそうです。

会議で退席させられるなんて、初めての経験でした(笑)
ちなみに僕は2年以上そこの団体の役員もやっていて、ある程度関係性も築いてきているつもりです。もちろん、活動を通して、一筋縄ではいかないことは感じていました。これまでも一緒にやろうという議論が起こっては立ち消えてきたこともあるそうです。

今回の件は僕自身とても反省しました。
ボランティア団体のみなさんも、一緒にやったほうがいいというのは、理解していながらも、長年一緒にできなかったのは、それ相応の理由と気持ちのわだかまりがあるわけです。
地域でみんなで協力してやっていこうとする場合に、この気持ちをしっかりと感じて、気持ちをほぐして、「共感」をしてもらえるような姿勢と手法でいかねばなりません。

まあ、ただ僕らは「この方法ありき」ではないので、その後の話で、色々と調整をして、うまいことできそうだと感じています。

さて今日はこれから、ぶうめらん編集部の忘年会。ママくらぶぅのママさんたちと、編集部スタッフと総勢20名弱での開催になりました。しし鍋、楽しみです!
by takayukin_k | 2009-12-21 18:11 | 地域メディアのまちづくり

岐阜県関市でまちづくりの代表を16年し、市議会議員となりました。関市のまちづくりを政治活動、NPO活動、地域活動のさまざまな視点からお届けします。


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