フリーペーパー展とトークセッション
2009年 03月 23日
20日、金曜日。
名古屋へ「フリーペーパー=小さなメディアの放つ光」展へ行ってきました。これは、BOOKMARK NAGOYA(ブックマークナゴヤ)というイベントの一環。名古屋を中心に大型新刊書店や個性派書店、古書店、カフェや雑貨店などが参加して、街のあちこちで本に関連したイベントやフェアを開催するものです。
南陀楼 綾繁(なんだろう あやしげ)さんという、名前も風貌も怪しげな、フリーライター、編集者の方がセレクトした形もコンセプトもコンテンツも様々なフリーペーパーが展示されているものです。
20日は、その展覧会のイベントとして、あやしげさんと、「ぱんとたまねぎ」というフリーペーパーをつくってみえる林舞さんとのトークセッションでした。
フリーマガジンを作っていながら、この分野にはまったく疎いわたくしは、そのへんの見識を広げようと、参加してきました。
「好きなフリーペーパーは?」とか聞かれても、「R25(こっちでは配られてませんが…)」ぐらいしか答えられないんじゃ、いかがなものですし。
この、トークイベント、アットホームな感じで、すごく楽しめました。それもそのはず、参加者約30名の多くは、自分でもフリーペーパーを作っている人たち。最後に、来場者が作っているフリペの紹介の時間があり、それが特におもしろかったですね~。
やりたい放題なんですよ(笑)
「ぱんとたまねぎ」は形がやりたい放題。サンドイッチ特集では三角型にしたり、フランスパン特集では筒状にくるくるまいたり。
みなさん、どこにも媚びず、やりたいことをやって、尖がっている。
そりゃそうです。
自分達で、印刷代やらなんやら経費の負担をしてまで作っているわけですから。
ちょっと、ぶうめらんは、そんな、やりたい放題感を忘れていたかも…。
フリーマガジンぶうめらんが少しずつ認知されていくと、反響も期待も増えてきて、それに答えようと万人ウケの企画になってしまう。
読者の期待値を一気にさげるような、あほなことをやったればいいんす(笑)
まあ、次号(4月号)の林業特集が万人ウケのものとは思えないですが…。