全国に発信する林業のまち・関市。
2009年 03月 02日
だって、なかなか森に入ることもないし、木で何か作ったりもしないし。林業って農業よりも厳しそう。未来ってあるのか・・・。そんなイメージでした。
そのおっさんが編集長である「ぶうめらん」、記念すべき第10号の特集は、関の林業特集です。
取材を始めた当初は、業界としては当たり前の概念が、当たり前という認識がなく、それを前提としたお話しに、ちんぷんかんぷんでした。
林業課の方:「間伐して、すっばらしい森になったんですよ。」
「すっばらしい森」ってどんな森のことやろか・・・。
マツタケ山とかか…?
そんなレベルです。
ちなみにその時は、「間伐をして森の地面にまで、光が当たる明るい山」という意味合いでした。
現在、取材はほぼ終盤です。
いろいろ本なども読み、なんとなく専門用語も分かってきました。
苦労した今回の取材の中で、全国的にもトップランナーをいく、林業事業体の方に出会いました。いや~本当にびっくりしました。今までの取材の中で一番「へ~」を言ったかもしれません。
関市上之保で、もっとも奥の地域にある会社です。
市内から車で1時間以上かかります。その会社には、海外の大使館や海外の企業もみえるそうです。「おとついは、南アフリカから来たよ」って言ってみえました。また、その会社と組みたいと、毎日全国各地から企業が訪問にくるとか。
愛知万博の時には、その技術で「世界の環境技術100」にも選ばれてみえます。
詳しくは、ぶうめらん4月号を見ていただきたいんですが、その会社は化石燃料の代替となるバイオマス燃料を全国に発信する巨大プラントを、ここ数年以内に、上之保につくるそうです。
「関の田舎だからこそできる、事業なんです」
いやいや、すごいです。
このすごさを文章でいかに伝えるか・・・。
記事を書く、大学生みずかさんにぜひがんばってほしいです!