弟の結婚祝いに包丁。
2009年 02月 10日
そこで何か、記念品をあげようと画策しました。
ルクルーゼの鍋にしようか、観葉植物にしようか、避妊具にしようか・・・いろいろと迷いましたが、やっぱり、包丁にしました。
東京?神奈川?とにかく、あっちの方で就職して、もう永住するだろう弟には、やはり、関のもんをあげなかん。
早速、ぶうめらん9月号で特集した「関で最後の打ち刃物職人」後藤益美さんにお願いし、弟のために1本作ってもらうことにしました。
お願いしたのは、黒光りする万能包丁に、名前を刻印してもらい、桐の箱にいれてもらいます。世界で1本しかない包丁。きっと喜ぶに違いない!
後藤さんに
「御代はいくらくらいですか?」とお聞きすると、なんと
「まあ、1本くらいええわ。」
とおっしゃいます。
いやいやいやいやいや、しっかりお支払します。
ぶうめらんにも書いたのですが、やはり「職人が正当な対価をもらえるようにならなかん」わけです。
ただ、さりげない、職人気質がステキです。