やっと手に入れた手帳。
2009年 02月 02日
以前から、ほぼ日刊イトイ新聞の読者だった僕は、サイト内で繰り広げられる、いろんな人の「あったら良い」を取り入れた手帳開発ストーリーに惚れ込み、それから使い続けています。
ほんとに、うまいのよ、この戦略が・・・。
毎年、利用者の声から少しずつ改訂し、毎年、お洒落なカバーが新たに登場。それをまた、シンプルでわかりやすく、そしてお洒落なサイトで紹介するので、もー、発売日にほしくなるわけです。
戦略に見事に踊らされています。
1月はじまりの手帳は「そのうち買おう」と思っているうちに、売り切れ。サイト、名古屋のロフト、岐阜のロフトと捜し歩いたんですが、ダメ。もう、半狂乱状態です。
「あれがないと、仕事できーへん。もう、生活できーへん。」
まあ、お店に問い合わせたところ、2月に4月始まりの手帳が入荷されること聞いてホッと肩をなでおろしたのです。
そんなこんなで、発売日の今日、岐阜のロフトに飛んでいったわけです。
僕を手帳でここまでソワソワさせるとは・・・恐るべしほぼ日。
実は、フリーマガジンぶうめらんをはじめるときも、ほぼ日を大いに参考にさせていただきました。
糸井重里さんが書いた「ほぼ日刊イトイ新聞の本」を読んで、これだ!と思った事を覚えています。
「読み手が書き手であり、書き手は別の書き手の読み手である。
つまり、みんなが誰かを喜ばせ、誰かによって喜ばされている。
この回転がうまくいっている限り、場には活力がある。」
(ほぼ日刊イトイ新聞の本より)
そんな言葉から、
「ぶうめらんは書き手も読者も教えあい、互いに楽しませ合う広場にしたい」
そう思いました。
だからこそ、書き手も市民で、書き手自身も楽しむ。読んだ人も楽しんで、読んだ人が知っていることを書き手に教えたり、時には書き手になっちゃったりする。ハッピーを与え合えるようなみんなでつくるメディアにしたいと思っているのです。
まだまだ、理想です。
それにしても、ほぼ日のサイト、いいなー。
「お洒落だけど分かりやすい」ってすごいと思います。カッコいいけど分かりづらいサイト、分かりやすいけど、かっこわるいサイトが多いので。
ぶうめらんも、あんなサイトにしたい。
が・・・。
技術も手間もお金もかかります。
現実はきびちい。
