海づくり大会に思うこと2
2009年 01月 31日
僕が気になっていること、それは、ズバリ、長良川河口堰のことです。
もともと「海づくり大会」なのに、海の無い岐阜県でやるの?という疑問があります。「海に流れている水は、岐阜の豊かな森と川があってこそ」という理屈。河川をテーマにこの大会を行うことは、全国で初めてだそうです。
ただ・・・ちょっとまてよ・・・。
河口堰で長良川の水はせき止められていて、海に流れていないのでは・・・?
僕はこの問題に詳しくないので、実際のところ、どうなっているのか分かりません。賛成派反対派、いろんな意見があります。ただ、ネットや環境NPOの友達に聞くと、治水、利水のために作られた河口堰ですが、現状、利水として必要ない状態と聞きます。むしろ、愛知県知多半島では、もともとの木曽川水系で事足りるのに、「強制的に値段の高い長良川の水の飲まされている」という書き方もされていました。
印象的だったのは、「僕らの死ぬまでにあれをなくさなければいけない。それが僕らの世代の使命では」と言っていた友達の言葉です。
環境を志す団体、特に水をテーマにする団体であれば、ほとんどが河口堰を疑問視しているのでは・・・。(僕の勝手な想像ですが)
だったら、これを機会に、この地方の環境団体が共同で、長良川河口堰に関する声明、意見書を出せばいいのでは・・・と思うのです。返答しなければ、皇室3大行事の「海づくり大会」に協力しないぞみたいな・・・。
運用開始から13年。
「全国豊かな海づくり大会in岐阜」は忘れ去られてきている、この問題を改めて考え直すチャンスなのではと思っているわけです。
まあ、僕自身、勉強不足でなんともなりません。
これも単なる遠吠え。
わぉーん。