風のガーデン。緒形拳を勝手に偲んで。
2008年 10月 10日
すごくいい。
富良野を舞台にした倉本聰の脚本なので、間違いがあるわけない。
今回は花を象徴的にストーリーが進むようで、随所にすごくきれいな花。木曜日が楽しみになりました。
今回どうしてもみたかったのは、やはり緒形拳さんの遺作だから。
すごく好きな俳優さんでした。
大ファンというわけではないけれど、チャンネル変えてて緒形さんが出ていたら、「おっ」と手を止め、じっくり見てしまう感じ。
きっかけは、4年前、七尾にいた頃、能登演劇堂に緒形さんの芝居を見に行った事。たしか「子供騙し」というタイトルでした。
内容はもう忘れてしまったけれど、3人芝居で、脚本自体はあまりたいしたものではないけれど、緒形さんと篠井英介さんの圧倒な掛け合いに、すっごく興奮したのを覚えています。
緒形さんの演技をしてるとは思えない自然体の演技にぐーーと惹き込まれたんです。
たしか、ブログにも書いた・・・と思い、見直してみるとありました。その勢いが恥ずかしいわい!「うんうん、興奮したんだね~。どうどうどう。」となだめたくなる・・・。
絶対舞台をもう一度みたいと思いながら、それもかなわなくなってしまいました。ほんとに残念です。ご冥福をお祈りします。
