第7号が入稿まじか
2008年 09月 26日
出版の宿命と言えば宿命なのですが、今回も綱渡り。最後はやっぱりこんな時間です。
コレは毎回反省して、毎回この日記にも書いていること。
今回は、これまでの経験を活かして「発行段取書」を作成しました。
でも・・・まったくそのとおりに行かず・・・。どんどん、後ろに押し出されていって、糞詰まりの状態に。
まあ、マニュアルは改良して完成するもの。今回の反省をこれに落とし込んでいきます。
さてさて、それでも今回は、かなり会心の内容にする事ができたと思っています。
「ぶうめらんが遺したい関の記憶」戦前から高度成長期くらいまでの関を特集。おじいさん、おばあさんにお話しを(長時間)きかせてもらったり、図書館でその頃の新聞を読み漁りました。戦時中関の町は相当賑わったようです。刃物の町ゆえに、出征に持参する刀を買い求めに関に全国から押し寄せました。終戦間際で、お寺の鐘まで国に持っていかれていた時代。関だけは、軍刀を作るための金属が政府から優遇されていたそうです。これぞ関のエピソード!
今回取材して、「昔の新聞読み漁り」に、はまりました(笑)
昭和30年代や40年代の地域新聞を読むと、関の成立ちが分かります。さらに、ウチのおじいちゃんが載っていたり、知り合いのお父さんが載っていたり、実に興味深い。
特におじいちゃんは、自分で会社を興し、一時期成功をおさめ、そして失敗したものの、一族の中ではあまりにも大きな存在でした。僕が中学生の頃に亡くなっているので、成り上がっていく時のことは全然知りません。
新聞には、じいちゃんの興した会社のことの記事、そしてその前に番頭として働いていた会社の社長がなくなって弔辞を読む記事もありました。「昔の新聞読み漁り」はいつの間にか、おじいちゃん探しになっていました・・・。
まだ読んだ新聞は、昭和40年代の途中。また図書館に見に行こうと思っています。
