路面電車サミットが関で。
2008年 08月 25日
当日は、全国各地から60名ほどの人が集まり、結構盛況で、サミットも成功したと言えるもとなった。
自分も所属する関に電車を望む会が主催したもので、結構前から、話し合いははじめていたが、みなさん、本気になったのは1週間前、いや、前々日くらい。
いやいや、よーできたな~と思う。
今回、「電車再生のためのノウハウ集をつくろう」というのが主要テーマであったが、自分達的な裏メインテーマは、『関のお悩み相談所』だった。
「線路も取り外され、今後、僕ら市民活動はどうしていったらいいんでしょう?」
ということを、全国の鉄道再生活動をされている実践者に聞きたかったのである。
準備のため、出たり入ったりして全部聞いたわけではないが、印象的だったアドバイスはいくつかあった。
・一度廃線してしまったら、新規と同じ。慌てず地道にいきなさい。
・市長のマニフェストに公共交通について入れてもらう運動が有効だった。
・電車、電車ではなく、まちづくりの一つとしてとらえて、「電車が必要ですね」というようにしなければいけない。
・懐かしさだけでは続かない。本当にニーズがあるのか、廃線したのであれば、困っている人が出ているはず。本当にいるのか、どれくらいいるのか、それを検証しなければいけない。
最後のが一番、大事。
ここまで廃線から時間が経ってしまうと、ニーズといってもね・・・。
時間とともに、顕在化しなくなってしまうし。
なかなか厳しい環境にいるんだな~ということを改めて、実感した会議となった。
懇親会は、長良川鉄道のお座敷列車。
今回のサミットで一番最初にきまったことが、この懇親会。
電車に畳をしいて、飲み食い。すげー贅沢で、雰囲気もすごくよかった。これは、今後も使えそうだ。
ただ、参加者には電車大好きな方も結構みえていたが、どうしても話しを合わせる事ができなかった(苦笑)
まだまだ修行がたりん・・・。
