まちづくりは物語から
2008年 08月 16日
小学校の友達と、ゴルフ打ちっぱなしに行く。
1年前、3回ほど行って上達しない自分に嫌気がさしてやめていたので、今日で、生涯4度目の打ちっぱなし。腕前は相変わらずひどいが、なんか楽しい。もうちょっとやってみようと思う。
さて、今日も、ボツボツと「日本版スローシティ」を読んでいると、ふと共感できる箇所があり、自分の活動のことにも考えが及んだ。
それは「まちづくりに『まち物語消費』を活用しよう」というチャプター。「物の売上も都市の活性化も、物語との関係づけ次第」だとし、さらにこれを、景観を例に説明している。
「人が風景を評価する要素は『現実の事物に関する情報、つまり視覚情報』と『記憶力や想像力によって脳で練り上げられる情報』の2つある。(中略)つまり、視覚的には極めてきれいな風景であっても、それと関連付けられる物語がないと消費の対象にならない」としている。
これって、フリーマガジンぶうめらんの重要な存在意義じゃないかと思う。ぶうめらんでは、我々が関の魅力と感じることを取材し、記事にし、紹介をしている。つまり、ぶうめらんは、関市の物語の発掘・発信をしているのだ。
関のお米「みのにしき」の開発には、こんな想いがあり、これだけ苦労しているんだとか、この建物は120年前に建造され、100年前は、関信用金庫が発祥した建物なんだとか。
知られざる物語を市民に伝えることこそ、地域活性化へ大切なこと。
「フリーマガジンという媒体は、継続的にまちの魅力を発信できるからこそ、市民の意識改革ができる。だからまちづくりフリーマガジンは、まちづくりに大変効果的な手法である。」
こう言ってきた。
さらに、
「フリーマガジンでは、まちの物語を市民に伝える事ができる。市民はまちの物語に共感し、まちを好きなる人が増える」とも言える。
今後の紙面づくりでこれを意識していくことは大切である。
すばらしい!どこかで「ぶうめらんのコンセプト」の話をするときには、この物語消費のことをいれとこっと。
そう、物語は後から付け加えられるものなのだ(笑)