二郎さんの反響がすごい!
2008年 06月 19日
さてさて、ぶうめらん第5号が6月1日に発行され、続々と反響を頂いています。プレゼント応募ハガキの中に「今回良かった記事は?」という質問があるのですが、そこで、かなりたくさんの方があげてみえるのが、「みのにしきを開発した尾関二郎さん」のお話しです。
(以下は前の日記の引用)
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「みのにしき」は岐阜県の奨励品種で、関市ではコシヒカリより多く作られているお米。
お米の品種改良は、ほとんどが行政の農業試験場でおこなっており、個人で品種改良すること事態すごいこと。それが、県の奨励品種となったことは、戦後初の快挙で、さらにそれが、20年間も奨励品種であり続けていることがもっとすごい。
この功績が評価されて、平成18年、育種の分野で個人ではじめて農林水産大臣賞を受賞された。
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お金になるような仕事でもないですね。
昨年亡くなった二郎さんを情熱を影から支えた奥さんのお話が、取材をしながら思わずぐっときました。
「感動した」「こんな人がいたなんてびっくりした」「普段食べている米にそんなドラマがあったなんて」などなど、たくさんの声をいただきました。それとは別に、尾関二郎さんの弟さんからもお手紙をいただきました。もう定年退職されましたが、ずっと国語の先生をされていたそうです。ちょっとだけご紹介を。
「これまで、雑誌や新聞記事なので、兄とみのにしきに関する記事を読んできましたが、貴誌の記事がもっとも正鵠を得た分かりやすい記事で、また心が揺さぶられる箇所もありました。兄が貫いてきた意地のようなものも良く伝わってきました。弟として大変嬉しくおもい、お便りさせていただきました」
こんな風に言ってもらえるなんて本当にうれしいです!
この記事を書いてくれた、竹川さん、あゆひめさんに、感謝感謝です。