関の米「みのにしき」がすごい!

今日は、朝、5時半起きで、岐阜市で草野球の試合。

急いで帰って、昼から、ぶうめらん6月号の『関の農業』特集の取材に行って来た。
今日の取材は、関で開発されたお米「みのにしき」の産みの親、尾関二郎さんにインタビュー。
「みのにしき」は岐阜県の奨励品種で、関市ではコシヒカリより多く作られているお米。
お米の品種改良は、ほとんどが行政の農業試験場でおこなっており、個人で品種改良すること事態すごいこと。それが、県の奨励品種となったことは、戦後初の快挙で、さらにそれが、20年間も奨励品種であり続けていることがもっとすごい。
この功績が評価されて、平成18年、育種の分野で個人ではじめて農林水産大臣賞を受賞された。
ちなみに、この「みのにしき」が関の地酒「さんやほう」のお米である。

こんな人が関にいたなんて・・・。途方もない時間をかけて、地道な作業を繰り返す育種のふかーいお話が伺えた。
1つ品種を育てるためには、10年スパン。
数限りない失敗を重ねて、品種登録されたのが7つ、そのうちたった一つ「みのにしき」が奨励品種として残った。
いや~しかも、はっきりいって、お金にはならないですよ。
そんな中で、亡くなった奥さんのエピソードに尾関さんのふかーい愛情を感じてうるっときてしまった

というか、感動した勢いで、こんなに書いてしまって、完全に6月号のネタばれか・・・。
いや、記事を担当してくれる人がもっと深く、面白く、書いてくれるに違いない!
ということで、ぜひぶうめらん6月号読んでください(笑)

写真は、「みのにしき」の稲穂を怪しい格好で撮影する加納さん。
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by takayukin_k | 2008-04-27 17:56 | フリーマガジンによるまちづくり

岐阜県関市でまちづくりの代表を16年し、市議会議員となりました。関市のまちづくりを政治活動、NPO活動、地域活動のさまざまな視点からお届けします。


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