大型ショッピングセンターと小売店
2006年 12月 22日
今年まちづくり3法が改正されて、郊外の大型ショッピングセンターを作る場合に原則行政の認可が必要となり、大型SCの出店のハードルは高くなった。
大型SCができてから、そこにお客をとられ、中心市街地の商店街にお客が来なくなったということがよく聞かれる。関の商店街もマーゴには敵対心があるところが多いと思う。
全国でも、大型SCの出店に対して、商店街や商工会議所が中心となって反対運動をするところも多い。ガイアでも熊本市が取り上げられていた。
でも、それって、どうかと思うんですよ。
番組の中で、大型SCの経営者も言っていた。
「大型ショッピングモールは消費者のニーズやライフスタイルに求めていった結果であって、消費者のニーズを求めていくのに、大型店舗も、小規模店舗も関係ない。」
番組では、大型SCの開店に向けて、地域の隠れた名産品を必死でくどき落として、目玉商品をつくろうと奔走している人が特集されていた。
やっぱ、当然ながら、生き残るためにそうとう必死にやってる。
また、大型SCが成功するためには、地産地消、地域密着が成功させる絶対のテーマということもなんか皮肉。
消費者もばかじゃないので、画一的な大型SCを好む人ばかりではないし、車に乗れない高齢者は郊外へいけない。中心市街地にも、大型SCでは対応できなニーズはある。
共存、共栄するためには、やっぱり、商店も大型SCバリの危機感とマーケティング戦略が必要やな~と改めて感じた。
なので、法で郊外型大型SCを規制しても、たいした解決にはならないと思っています。