新発田の駅前再開発

 「季刊まちづくり2号より」
 新潟県新発田市は駅前再開発事業に県立病院の誘致を核にしているらしい。

 以前から中心市街地にあった県立病院が建物の老朽化と手狭になったことを理由に、郊外の安くて広い土地へ移転をする可能性があるという話を住民が聞き、住民が立ち上がり、だったら駅前の広い空き地に病院を誘致しようという運動が始まった。

 確かに、少子高齢化の時代において中心市街地に総合病院があることは、安心して老後を暮らせるし、安心して子育てができる街といえる。郊外に病院があると、車で病院にいかなきゃだめだし、高齢者にとってはホントに不便。七尾にも、時間になると、病院送迎バス待ちの列ができている。病院はこれ以上ないくらいの集客施設である面でも中心市街地にあるメリットがでかい。
 駅前に総合病院を。最近、各地で悪名高い駅前再開発もこれなら住民のニーズに合ってうまくいくのかもしれないと思った。
 このレポートに「中心市街地再生は商業政策に目が行きやすいが、本来なら住宅政策であるべきだ」とある。それだけではないと思うが、この考えも持ていなければならない思う。
病院と中心市街地活性化。ひきだしにいれておこーと。
by takayukin_K | 2004-06-15 00:48 | まちづくり修行時代

岐阜県関市でまちづくりの代表を16年し、市議会議員となりました。関市のまちづくりを政治活動、NPO活動、地域活動のさまざまな視点からお届けします。


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