刃物まつりレポート2006
2006年 10月 10日



関を愛するものにとって、刃物祭りは毎年欠かさずに行っている祭り。今回は、じっくりいろんなところを回って、かなり満足した。スタンプラリーも制覇。
まず、家から一番近い関鍛冶伝承館。
中では、日本刀剣技能師の実演をやっていた。これだけ多くの人にみられることも一年に1回なので、なんかやってるひとは気合はいってた。鞘を作ったり、刀で手で持つ部分の紐?をまいていたり、なかなか見ていると面白い。その他、藤原兼房やらなんやらの作った日本刀が展示されているが、どこがどうなっていればすごいのかがよく分からない。ぜひ勉強したい。日本刀鍛錬は見飽きたのでパス。
次にフェザーミュージアムへ行った。
かみそりの歴史とか、フェザーの歴史が展示されているところ。ただ、今日は一番楽しみにしていた「ヒゲビジョン(自分の映像を画面に映しそこに好きなヒゲをコーディネートでき、写真がとれる)」がなんと、休み。今日は、鼻の下のちょびヒゲできめようと思っていたので、かなり残念。
その後、アピセ関のアウトドアナイフショーへ。
見るからにナイフマニアが多い。服がミリタリー系の分かりやすい人もいる。そこでは、特に友達が2代目で働いているMOKIナイフのブースをみる。小さなナイフのペンダントやらけっこうおしゃれな小物も置いてある。関市人として、関市っぽいものを身につけたいと常々思っていたので、これは是非ほしかったが、値段の関係でスルー。
その後、本町をぶらつく。
すごい人。一緒にいった友達が、マイ包丁がほしいというので、一緒に探す。
昼飯は、友達が親と営むうどん・そば屋の「喜屋」へ行く。ひやしコロトロロうどんがお気に入り。
その後、MOKIナイフの工場でアウトドア料理を振舞ったり、りんご皮むき大会をやっていると聞いて、そこへいく。終わりがけでお客さんはいなかったが、とりあえず、りんご皮むきに挑戦。10センチで脱落。工場では、そういったイベントのほかに規格外(少々傷があるということで、商品としては出せないもの)の販売もしており、そこで、ナイフショーでみたほしかったアクセサリーが40%オフで売っていったため購入。(写真のもの)そしてお友達価格で、元値からもう20%くらいオフ。店もお客で混んできたので、退散。
いやー今年は、いろいろと回ってかなり、楽しめた。
ただ、もう少し楽しめる場所や企画があるといいとは思う。
それぞれの工場が、MOKIのように独自のイベントをやったり。(ただMOKIもやっているということがほとんど知られていないが・・・)
また、万博でもキーワードだった、市民参加がない。市民が気軽に参加できるフリーマーケットがあったり、(1店舗フリマをやっていた)してもいいのにと感じた。
まあ、今、名古屋では産業観光ということで、工場見学や体験観光を推進している。関でも、刃物祭りの時には、工場の見学会や体験型の取り組みが、各工場でおこなわれていることで、訪れる観光客にとても、普段地場産業に触れることのない、席市民にとっても、魅力ある祭りとなることは間違いないと思う。