9/27:【要約一般質問4】フィルムコミッションの立ち上げについて
2024年 09月 27日
フィルムコミッションの立ち上げについて
(1)市としてのフィルムコミッションの事業内容の認識
フィルムコミッションは映画やドラマの撮影を誘致・支援し、地域の知名度向上や観光促進を目的とする非営利組織であり、観光施策としてロケツーリズムと連携すべきとされている。
(2)県内他市の状況は
県内6市のフィルムコミッションは、問合せ件数が関市の20件に対し、岐阜市58件、大垣市25件、郡上市22件などで、調整したが、誘致に至らない案件もある。
(3)当市のロケ地としての可能性は
当市には映画やドラマに適した自然環境やコンテンツがあり、潜在的なロケ地が地域活性化に繋がる可能性がある一方、周辺住民や環境保全への配慮が必要であると考える。
(4)フィルムコミッション立ち上げの予算やハードルを聞かせてください。
フィルムコミッションからロケツーリズムまでの実施には、専任職員1名で約500万円の経費が必要とされるが、多くのフィルムコミッションは専任担当者が少なく、他の業務と兼務しているため、ロケツーリズムなど地域振興への取り組みが難しい課題がある。
(5)当市においてフィルムコミッションの立ち上げの考えは
フィルムコミッションは、地域のイメージアップや経済効果、シビックプライドの醸成が期待されるが、ロケツーリズムは集客効果が一過性で、経済効果が作品の知名度に左右される課題がある。現在の映画製作支援を踏まえ、培ったノウハウの活かし方や、経済効果などを総合的な検証後に設立を検討したい。