16年間続けてきたフリーマガジンぶうめらん。
86号の今号を持ちまして、休刊することになりました。
(フリーマガジンが終わるだけで、NPO法人ぶうめらんは続きますので引き続きお願いします)
最終号が、本日届きまして、なんとも言えない、どんよりとした気持ちになっています。
本当にやめていいのか。
なんとかして続けられる方法はなかったのか。
あの時こうしておけばよかったのではないか。
今回の栗山圭介さんのコラム「まえたろか」を誌面で読み返し、よけいに感傷に浸っています。
思えば、18年前、当時一世を風靡したSNS mixiの関のコミュニティのオフ会で、北村と、デザイナーの加納さんが出会ったのが始まりでした。
私は関氏のまちづくりをやりたいけれど、何からやっていいかわからず、手法を探していました。
加納さんは、まちづくりは考えていなかったけれど、フリーペーパーを作りたい。
二人合わせて「まちづくりのフリーペーパーを作ろう」ということになりました。
最初は発行部数も6000部(現在は21,000部)。読者はなかなか広がりませんでした。
契機となったのが、中日新聞販売店さんの折込協力です。そこから順次、発行部数15000部→20000部へ。
さらに、11年目には関市PTA連合会さんにお願いして協定を結び、市内の全小中学校への配布が実現しました。
ぶうめらんの取材を通して、関氏の課題を知り、そこから雑誌以外のまちづくりの事業が広がっていきました。
お寺を活かした子育て支援の場「てらっこ」。
「長鉄沿線応援団」、「関市市民活動センター」などなど。そして、高校生のキャリア支援を行うメディア『高校ぶうめらん』も誕生。
まちづくりの活動の土台がフリーマガジンでした。
紙によるフリーマガジンは一旦終わりますが、
「関のジンが、関の人へ関の魅力を伝えていく」ことはやめません。
ぶうめらんは、今の形では休刊しますが…
本年6月ごろに新たな地域メディアとしてリニューアルします
紙では継続が難しいですが、この地域の情報発信は今後も大切な役割があると考えています。
webと紙と両面で発信する新形態でお届けします!
こんなリニューアルを予定しています
1、LINEを使った特集記事ごとでの配信
2、配信記事を冊子にまとめてみなさまへお届け
読者のみなさまへのお願い
ぶうめらん公式LINEをつくりました。
まずは、登録してください。
登録していただいた方には、
期間限定でこれまでのぶうめらんの過去号が全て電子書籍でみられます!(現在40号〜電子書籍化済み。順次作業予定)
バックナンバーをみながら、6月をおまちください。
https://lin.ee/eEz9b84
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