どうすれば、投票率が上がるのか。
選挙割とか公開討論会とかもやってきて、ぜんぜん成果が上がっている気がしません。
そもそも、選挙の時だけやっているのがダメですよね。
普段から、市民が政治と関わる場をつくることで、市政に興味を持つ市民が増え、結果的に投票率も上がるのだと思います。
そこで、市民と議員が一緒になって政策をつくる場がほしいと思ってきました。
また、もともと、ぶうめらんで関市まちづくり市民会議を運営してきて、公募の市民が、1年間市の課題を解決する事業を考え、市へ提言する事業をやってきましたが、市民が政策作りに関わる手段はもっと多くてもいいと思っていました。
その手段として、市議会議員の議会質問を通して、政策づくりをする議会市民会議的なものがやりたいと思っていました。
今回、関市まちづくり協議会の事業の中で、それが実現することができました。
「議員とつくるまちづくりワークショップ」。
喫茶店アロマオブコナさんで、市議会議員から6名、市民が約40名集まって、議員と一緒に関のまちづくりについて話し合いました。
まちづくり協議会の方で設定した今回のテーマが観光。
関の観光について6グループに別れ、各テーブルに1人ずつ議員に入っていただきました。
今回の目的は「市民と議員が一緒になって政策を考えることで、市民への議員/議会への理解を深めるとともに、議員が、より市民目線に基づいた、政策形成を行う一助となること」。
そして大事なことは、今回話し合ってできた政策を議会質問にしてもらうことです。
もし、今回話し合ったことが質問されるとなると、メンバーはみんな議会に興味を持ちますよね。
なので、議員が議会で一般質問がしやすいように、質問の流れに沿ったワークシートをつくりました。
一般質問では、下記のように話を構成するといいのではないかと考えています。
■議会の一般質問の流れの例
①課題を明らかにする
・地域にはこんな課題があることは認識しているか?
・実際にこんなことが起きている。
②課題の原因を明らかにする
・なぜそれが起きるのか?
・その原因はどう考えるのか?
③現状を明らかにする
・その数字はどうなっているか?
・課題に対する現状の市の取り組みは何か?
④目指す姿を示す
・こういう状態を目指すべきではないのか?
・どうなったら、解決できたと言えるのか?
⑤具体的解決策を提案する
・では、こういう事業を実施するべきではないか
今回は、2回シリーズの1回目。
②までのワークを行いました。
各グループ、私がワークを止めて次の説明をしたくとも、全然話を聞いてくれないくらい、
かなり議論が白熱していましたw
そもそも、こういった場に、議員がこれだけ出てきてくれるというのが、本当にすごいことだと思います。
アロマオブコナでの熱気を見ていて、おー、関市すごい!思いました。
僭越ながら、最後に議員に③の現状値と市の取り組みを宿題をお願いしてしまいました。
ちゃんと、写真にとって行ってくれましたwうれしい。
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