最近、関市市民活動センターの視察やヒアリングが増えてきました。
そこで、かならずお伝えしているのが、
「市民活動センターは市民活動を支援することが目的ではない」ということ。
市民活動が活性化して、どんな地域を作りたいかです。
関の市民活動センターでは、「地域の課題がいくつ解決されたのか」という点を指標としています。
そのためには、NPO法人とかボランティアだけを支援していては、なかなか解決に届きません。
そのための重点施策として下記の3つをあげています。
1、地域委員会(小規模多機能自治)が課題解決に取り組むようになる
2、地域課題解決に取り組む企業を増やす
3、ビジネスとして地域課題を解決するソーシャルビジネスを増やす
関にはソーシャルビジネスと言える団体は、まだわずかしかありません。
都会では、社会課題に対して仕事として取り組もうとする若者はたくさんいますが、
田舎では、なかなかそこに踏み込む人が多くありません。
関市市民活動センターでは、そこを丁寧に掘り起こしをしようと
関のソーシャルビジネスプレゼン大会を開催しています。
今年で4回目。
事前研修
↓
コーディネーターと事業のブラッシュアップ
↓
中間報告会
↓
プレゼン大会本番
という流れで、プレゼンすることが目的ではなく、様々な人のアドバイスを受けながら、
事業計画をブラッシュアップすることが目的です。
昨日は、事前研修会でした。想定以上の方々に参加いただいてほんとありがたかったです。
相変わらずの切れ味で、ご自身の体験した社会課題のきっかけからそれにどのように対応してきたか、そして、どうやって続けてきたか、マーケティングや対象者の困りごとの見立ての方法などなど、盛りだくさんの内容。
皆さんのモチベーションをあげてくれる内容でした。
プレゼン大会には毎年、3から4名の想いを持ったひとが登壇いただきます。
今年は2月9日の13時から
関市わかくさ・プラザ学習情報館2階音楽室で
また登壇者の紹介もしていきたいと思います!
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