今年も10月15日に小瀬鵜飼が終焉しました。
今年、鵜飼は2回企画して、1回雨で流されて、1回とってもいい天気の日に乗れました。
私は、鵜飼はもちろん、小瀬の河原が大好きです。
よく家族で夕方ふらっと河原にいってぼーっとしています。
鵜飼の準備を眺める時間が実にいい。
新聞によりますと、今年、小瀬鵜飼は少し乗客数が増えたようです。
関市の小瀬鵜飼の今季の乗船客は七千一人。昨季より千二十八人(17・2%)増えたが、目標の八千人には届かなかった。天候を理由にした運航休止が二十七日に上った。記録のある二〇〇七年以降で最多の三十九日を休んだ昨季よりは営業日は増えたが、書き入れ時の八月、土日を中心に十日間を休んだのが痛手となった。
今年は、記事にあるように、移動トイレが設置されましたし、
8月の週末には、ここでビアガーデンが行われていました。
新たしい取り組みが少しずつ生まれています。
ビアガーデンの様子。なかなか周知不足で集客には苦労たみたいです。
ただ、鵜飼の乗船客はいつまでも天気頼みにしていてはいけないと思うのです。
鵜飼というコンテンツでのみで、これ以上、乗船客を集めるのは、難しい。
増えたとしても劇的に増えることはさらに困難です。
なので、私としては、昼の観光にこそ力を入れるべきたと考えています。
なにせ、ここは昼の風景も本当にきれいです。
そして、昼は、舟も空いています。
今年、昼に鵜飼観覧船に乗って本を読む会をやりました。
広報せきで募集しましたが、定員いっぱいの申し込みがありました。
すごい読書がはかどる。舟と川面が近いので、水を触ることもできます。
また、今年は長良川おんぱくに参加して、
小瀬の周辺の歴史観光をセットにしたツアーを実施しました。
円空、弥勒寺官衙遺跡。鵜飼の周辺には、魅力的な歴史コンテンツがあります。
特に円空は、円空館もありますし、円空さんのお墓もある。さらに、最後に住職を務めた弥勒寺には、本物の円空仏もあります。
以前、取材した時に触らせてもらえて大興奮しました。
また、一昨年には、昼に舟で遊覧して、魚をとる企画を実施して親子で大人気でした。
みんなで浅瀬でうるるを取っているところに、鵜匠の足立陽一郎さんが網をもって颯爽と登場して、
鮎を取ってみせてくれました。これにも子どもだけでなく、親も、私も大興奮!
ここの昼の潜在能力はすごい。
ただ、担い手が不足しているだけです。
来年は、昼にここで観光開発できるような法人を立ち上げて事業展開できたらいいなーと
おぼろげに思っています。
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