市議会議員選挙の投票率は3.79ダウン。投票率UP事業の反省から学んだこと。
2019年 04月 30日
関市市議会議員選挙が終わりました。
私たちは、以前から関市の選挙の関心を高めたい、そして投票率をアップしたいと考えて様々な取り組みをしてきました。
その最初は2007年関市長選挙での公開討論会。関市の主要団体から構成される関市まちづくり協議会が主催でした。
今思えばもう12年前なんですね。
1200人入る文化会館大ホールで満員とはいきませんでしたが、かなり埋まっていた記憶です。
その後、まちづくり協議会では市長のマニフェスト検証会や、立候補予定者アンケートも実施しました。
そして、その取組みを積極的に取り組んだメンバー有志で、選挙割もはじめました。
文字通り、投票に行けば市内の参加店で割引がもらえるというものです。最初は、2011年の市長選挙で、100店舗もの協賛店がありました。
今回の市議会議員選挙では、2回目となる立候補予定者アンケートと選挙割を実施しました。
選挙割の参加店や内容は、選挙割Webサイトをご覧下さい。
https://peraichi.com/landing_pages/view/senkyowari
そして、候補者アンケートの結果は関市まちづくり協議会のWebサイトから。
今回の結果は、3.79ダウン
今回の関市議会議員選挙の投票率は53.80%。前回の57.59%から、3.79ダウンでした。これには本当に残念でした。
選挙前になってから慌てて準備をしてもダメだということですね。
投票率を1%上げるためには約700人のさらなる投票が必要
これらの結果を受けて、メンバーで反省会を行いました。

「まずは」ここから取り組もうという中で、明確な戦略がなかったなーと。
投票率を1%上げるためには約700人のさらなる投票が必要です。
まずは5%UPするためには3500人です。
そして、3500人がなぜ投票に行っていないかのかあまりにも知らなさすぎました。カフェマビッシュさんが、お店にくるお客さんに、なぜ選挙に興味がないのかきいてくれました。
・よくわかってないから
・議員が何する人かわからない
・1ヶ月で2回選挙あったけど違いがわからない
・誰がなっても変わらない
などなど。
なるほどなーという意見です。
私たちは、対象者である投票行ってない人のことを全然知りませんでした
そいういった調査も必要です。
まちづくりに関わる人の投票率はかなり高い。
私たちが運営する関市まちづくり市民会議のメンバーにざっくりと聞いてみたら、投票に行った人がほぼ100%でした。
まちづくりに関わる人は投票にも行きます。だからこそまずは投票うんぬんよりもそこを増やすことが必要です。
若者のチャレンジにお金を出す助成財団を
そのために、若者が5人集まってまちづくりの活動をする場合には、問答無用に3万円ほどの助成金を出すような少額助成金制度があるといいねとなりました。
それを民間のお金を集めて基金をつくります。
行政のお金だと公平性や成果がもとめられるわけです。
なので「コミュニティでの行動が成果」として、
結果にこだわらない民間助成金がいいねと話しています。
年間150件助成するとして、1団体5名なら年間750人。7年で3750人にいきます。
なんかできそう!ということで進めていきたいと思っています。
まあ一番問題なのは、選挙前だけやること。まだ熱いうちにどんどんやっておきたいと思います。
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