ぶうめらん64号できました。今回かなり完成が遅れてしまい申し訳ありませんでした。。。
制作も佳境に入った7月に、あの豪雨災害があり、当初予定していた特集を全てやり直しました。
そもそも、取り組んでいた特集企画が「関の川で遊ぼう」といういもの。
これは絶対出せない!!!
ということと、
この災害のことをしっかりと向き合って取り組まなければいけないと思ったから、作り直しました。
「平成30年7月豪雨 7つの疑問」
今回、かなりいろんな角度から迫れたと思っています。
1、その時、上之保の消防団は?
まずは、今回ものすごく尽力された消防団の話です。
聞き取りをして、細かく、副団長、副本部長、分団長さんたちの動きを時系列で表しました。
反乱がある7日の前々日から、雨が危ないと、消防団に自宅待機を指示されていました。
2、市の避難指示遅れたけどどう思う?
「避難勧告とか指示とかそんなん、あてにして生きとらへん」
って上之保のひと言ってました。
3、なぜ氾濫したの?
今回の津保川が氾濫したメカニズムを岐阜大学准教授の原田先生に聞きました。
この地域は両岸に山がせまった狭窄部が7箇所ほどあり、その上流で氾濫しているとのこと。
3、津保川って氾濫する川やったんや?昔話にはあるの?
地域の災害には、昔話もあるはず!
伝説ロマンウォークの会の丹羽さんに聞きました。
やっぱりありました!
4、関の治水施設ってどんなもの?
かなりマニアックですが、
霞堤のこと。りっこうのこと、樋門のことについて調べました。
霞堤とは、あえて、隙間や切れ目がつくっている堤防のこと。
長良川の下流の岐阜市にはなく、その上流の関市にあるということで、若干センシティブな面もあります。長良川に6つの霞堤があり、そのうち4つは関市にあります。
ただ、タブー視ではなく、普通に岐阜県でも平成25年に「伝統的防災施設」という冊子の中で詳しく説明されています。HPからも冊子がみえます。
6、今回の教訓
7、その時あゆはどこに?
などなど、かなり力を入れた特集です。
そのほかにも、関市PTA連合会さんのページでも
被災した富野小学校のことについて書いてます。
ぜひ手にとって読んでください!
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