7月豪雨に関しまして、連日、たくさんのボランティアの方が関市にお越しいただいております。
本当にありがとうございます!!
私たちまちづくりNPOとしても、やれることをやっていきたいと思っております。
ボランティアをやろうと思っている方は、地域に根ざしていて一番ニーズが集まっている関市社会福祉協議会さんが運営するボランティアセンターを通じてボランティアいただくことが基本的には一番良いと思います。
ボランティアセンターは早急に立ち上がったので、初めは手探りでしたが、現場でやりながら分かったニーズに毎日対応されて、すごい!
ただ、この週末に相当数のボランティアが想定されることや、際限のないニーズ(家の泥かき→ひと段落すると用水路→車庫等)にどこまで公的なボランティアセンターとして対応するかなど、もろもろ課題もあります。
また、地元で話を聞いていく中で、仕組みの狭間で、支援が届いていないところが多少聞くようになってきました。
(例えば、イチゴハウスが倒壊してボランティアを頼んだけど、ボランティア派遣は宅地が優先で農地は断られたとか、困っているけど見ず知らずの人にはあまりきて欲しくないとか)
そんなこんなで、民間の地元のNPOとして、まず、自分の目でニーズが確認できたところからはじめたいと思い
第1弾としてこのプロジェクトを企画しました。
今回は、関市富野で工房兼住居を構えている刀匠の福留房幸さんです。
福留さんの住宅は、低い場所にあり、床上浸水どころか、倉庫が跡形もなく流されて、住居が7mほど動いて全壊しています。
工房の建物は無事でしたが、中にあった、刀を作るための道具の多くが流されてしまいました。
特に風を送る「ふいご」はもう作れる人がほとんどいなくて、手に入れるのが相当大変ですが、
2つあったふいごは二つとも流され、一つは少し下流でみつかり、もう一つは見つかりません。
刀も流されたとニュースになりました。
訪問した時は警察が前の池を捜索されていました。
実は今週日曜日7月15日は「火入れ式」だったんです。
「火入れ式」とは、刀匠が独立して工房を構えた時に行う一生に一度の神事です。
私も火入れ式を楽しみにしていたのですが、まさか、この時にこうなるとは。
ご本人は、当日は自宅にはいなかったそうです。
今回福留さんのところへ皆さんでお手伝いにいこうと思います。
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災害ボランティア募集 被災された刀匠福留さんの復旧手伝いに行こう!
日時:7月15日(日) 9:30 関市役所ATM前集合 乗り合わせで向かいます
時間:10時から15時
作業:ゴミの分別、ゴミ出し、釘拾い
定員:10人程度
持物:底が硬い靴、手袋(軍手ではなく、ゴム等が貼った硬いもの)、昼ごはん(近くにコンビニありません)、のみもの、暑さ対策
備考:釘がいっぱい落ちています。
申込:北村までご連絡ください
もしくはコクチーズから
以下は福留さんを高校生が取材した記事です。
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