地域中小企業の社会貢献と売り上げの両立をー関市の未来・社会貢献プロジェクト(通称ミラプロ)のプロジェクトがスタート!
2017年 11月 03日
関市のNPOは34団体、登録市民活動団体は170団体、関市の企業は約5000社。
関市が良くなるためには、市内の企業が地域の課題解決に取り組んだ方が社会的なインパクトがあると考えます。人、モノ、カネのリソースはすでに持っているわけですし。
また、地域に根付いて事業を行って来た企業にとっては、地域の課題解決に取り組むことは、
「お客さんとの接点をつくる」ことにも繋がります。
また、地域内にお客さんを持たない企業にとっても、「そこの企業で働きたい」という動機の一つにもなる可能性もあると思います。
そんな想いのもと、ぶうめらんでは一昨年から、企業のCSV活動のサポートに取り組んできました。
具体的には、このブログでも何度か書いている三輪塗装さんとのCSVの取り組みサポート。(詳しくは三輪塗装さんHPで)やスイーツほまれさんとの寄付付き商品開発や友田景さんをお呼びしての勉強会などなどを開催してきました。
そして、今年度、地域にお金が循環する仕組みづくりを考えていた
関市商工課さんと協働することができました。
それが、関の未来・社会貢献プロジェクト(みらぷろ)です。
みらプロは、関市とビジネスサポートセンターセキビズとぶうめらんの3者が協力して、
関市の事業所が取り組む社会貢献と売上の両立したプロジェクトを10個つくろうというもの。
流れは、
企業の社会貢献と業績の両立するためのセミナーを実施
寄付付き商品の第1人者久津摩和弘さんの講演。
↓
企業、NPOと合同で社会貢献事業を考えるワークショップ
↓
そして、3者と事業所とで、具体的なプロジェクトについての相談
とう流れです。
セキビズさんと私で事業所さんの相談に乗っていますが、
プロジェクトをどう売上に結びつけることについてはセキビズさんが。
それをより効果のある社会貢献につなげるためのブラッシュアップと地域の団体とのつなぎを私がというような役割分担でやっています。
私自身、ビジネス支援の現場を体験させてもらえていることは大変勉強になっています。
そして、形になった3つの事業を10月31日に記者発表しました。
コラボレーション1 『緑と花の坂井(花屋)』 × 『NPO法人子援隊』
「花屋」が無償で提供するお花を使って、「NPO」が行うひとり親家庭の子供達を対象とした学習塾で、ラッピング教室を開催。そこでラッピングしたお花を、日ごろの感謝をこめて親御さんにプレゼントします。
コラボレーション2 『平田建設(建設会社)』 × 『駄菓子屋カフェCHABU』
子供たちを対象に『駄菓子屋』が行う、お金の価値や大切さを学ぶための「キッズマネースクール」に、「生涯で一番高価な買い物」といわれる「家」を商品として扱う、『建設会社』が協力します。
コラボレーション3 『奥長良川名水』 × 『関市PTA連合会』
関市の学校に通う児童生徒の「楽しい学校生活」のために活動する『PTA』の取り組みを、同じく関市で採水した美味しい天然水を扱う奥長良川名水が応援します。
これから、この3つのプロジェクトを具体的に紹介していきます。