今日は、関市の下有知地域の自治会長連合会と、下有知ふれあいまちづくり協議会との合同研修会でお話してきました。
参加していただいたのは、4月から交代する新旧自治会長とまちづくり協議会の方々総勢70名。
今回は、内閣府「小さな拠点・地域運営組織」普及事業の中で私が派遣される形で開催いたしました。
これまで、関市外でこういった地域自主組織についてお話しすることは増えてきてきましたが、
関市内では、相談やワークショップのお手伝い等がメインで、ちゃんとお話しするのは、今回ははじめてでした。
しかも、今、自分が住んでいる地域。
必要以上に緊張して、準備をいつもり入念にして臨みました。
下有知の人口の数字や、まちづくり協議会で昨年とったアンケートの結果、そして、実際住んでいる者としての実感も含めて、かなり具体的に下有知だからこそできること、下有知のまちづくり協議会がやらなければいけないことをお話ししました。
下有知の人口は6,848人(H27国勢調査)。
85歳以上の数は218人(男性45人+女性173人)
この1年で下有知で生まれた子どもは45人。
そして、それらの数字の中でも特に川北秀人さんが推奨している
「18歳同居世帯率×高齢者率」のグラフがみなさん興味を持っていただけました。
平成27年度国勢調査版。
これを見ると下有知は、関市で子どもの割合が一番多い地域なんですね。
大きな問題は、子どもの割合が多いにもかからず、自治会加入率が6割ほどで、
多くの子育て世代が、地域づくりに参加していません。
「自治会加入率を上げていきたい」という思いを持っているのであれば、
入るメリットや「お世話になったという恩義」が必要です。
また、この地域で未就園児の子育てをする世帯は、多くが孤立しがちです。
子育てのストレスを感じたことのある、困ったことがあるという世帯が
100パーセントと言っていいほどではないでしょうか。
だからこそ、子育て支援に力を入れるべきであると考えるので
他地域のまちづくり協議会が取り組む子育て支援、子供を地域づくりに巻き込んでいる事例を
お話ししました。
終了後、いろんな方がお話に来て頂いて、市民活動センターに相談にきていただける
ことになりました。
次回は、関市の別の地域委員会さんで「行事、組織の棚卸しワーク」をやることになっています。
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