贅沢なことに川北秀人さんとどっぷり2日間過ごさせてもらいました。
昨日は、関市で、小規模多機能自治推進ネットワークの岐阜地域自主勉強会。
(国では地域運営組織と呼ばれているんですね)
今日は、中津川苗木地区での講演会。
関市での自主勉強会には、チラシも作らずFBや直接のお声かけ等だけにもかかわらず
定員の30名を超える方にご参加いただけました。
会場の然の膳さんもいっぱい。
今回良かったのが、関市だけではなく、岐阜県内のいろいろな地域で小規模多機能自治を取り組んでいる、もしくは取り組もうとしている方々に参加いただけたことです。
関市、美濃加茂市、恵那市、揖斐川町、八百津町、可児市などなど。
推進ネットワークに岐阜は4つの自治体(関市、恵那市、瑞穂市、養老町)しか加盟していません。
東海ブロック会議をやると、これまで、活発な三重県での開催ばかり。
今回岐阜で自主開催してみて、多くの自治体で、すでに小規模多機能自治を取り組んでいることがわかりました。
これまで、関市の地域委員会の方々も、他市の同じような活動をしている方々と交流することはほとんどなかったので、今回、とってもいい機会にすることができたと思います。
最初の時間で各地域で取り組んでいること、困っていることを発表してもらいました。
そこで、驚いたのは、板取の地域委員会すげーやってる!ということ。知らなかった!
建設会社が減って除雪がままならないので、歩道の除雪は市から地域委員会が請け負っている
とか、板取の南部は雪がまだ少ないので、南部の除雪ボランティアを整備しているとか。
小水力発電の取り組みを始めているとか。
終了後の懇親会はみなさん食べるのも忘れて盛り上がりました。
そして、その夜川北さんには関市で泊まって頂いて、次の日は一緒の車で中津川市苗木地区まで。
何より役得なのはこの車でのお話し。
今回も今考えていることの相談をさせてもらいました。
今、自分の問題意識としては、
関市において、地域委員会を支援していく体制の仕組みをどう作っていくかということ。
関市の地域委員会は昨年度とりあえずほとんどの地域で立ち上げが終わり、さて、活動するぞという段階で
迷っている団体も多く、温度差が広がっています。
都度都度対応でやっていくのではなく、支援する体制とその仕組みが必要です。
現状考えていることを書いてみて、それにアドバイスいただけ、考えがまとまりました。

苗木での勉強会はなんと苗木地域から150人近くが参加。
苗木地区では、今年度、行事、組織、活動の棚卸しワークショップのお手伝いをさせていただきました。
前段で苗木まちづくり協議会の杉山会長からそのことを含めたまち協の現状についてのお話しをしていただき、
それに答える形で川北さんからお話しいただきました。
かなりの熱気でした!
さてさて、今回、川北さんからは、小規模多機能自治のブロック会議を関でちゃんとやること、そして県も巻き込んでいくこと等の宿題をいただきました。
今、小規模多機能自治が国の方でかなりのスピードで動き出していることを聞き、
情報のアップデートをどんどんしていかねばいけないと実感しました。
ということで、来週の津市で開催される東海ブロック会議と3/1の東京で開催されるフォーラム&交流会にも参加しに行ってきます。
イップットを行動に変換していかねば。