「企画はいいけど運営がだめだよね」って、よくNPO界隈で聞く言葉です。
それぞれの分野に精通したNPOが企画を提案して、助成金や行政受託を行った時に、
予算管理や、労務管理、プロジェクト進行管理等がボロボロで、結局うまくいかなかった。
なんてことがあります。
一昔前は、それを協働の名の下のNPOを育てなければいけないという意識があったのか、
寛容に対応してくれていたところもありましたし、
今でも、法人の報告書を提出する所轄庁はとても丁寧に対応してくれる印象です。
しかし、復興予算の使途不明金で指摘された「大雪りばぁねっと。」問題をはじめとするNPOの不祥事が
あり、NPO=いいことをしているという雰囲気が揺らぎます。
そして、昨年、休眠預金法案が成立。休眠預金を「NPOの社会活動に利用」するということになりました。
こうしたことで、NPOの透明性、事務力が問われるようになります。
NPO法人の事務力を底上げしていこうと、岡山NPOセンターさんがNPO事務力検定を立ち上げてくれました。
全国にこの輪が広がっていますが、まだ岐阜では一度も開催したことがないとのこと。
関市ひとつではNPO法人が33団体しかないので、なかなか開催できません。
ですので、中濃地域の郡上市、関市、美濃加茂市、可児市の市民活動支援センターと協力して開催することとなりました。
ひとつは、支援センター職員のスキルアップも大きな目的でもあります。
お近くのかた、是非是非これを機会に事務力検定を受けてみてください!
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