市民活動支援センターがセミナーをやるときに気をつけるべき3つのこと
2016年 06月 23日
集客にほんと苦労します。
苦労するからこそ、人がきたら安心して、成功したと感じてしまうのです。
まず、それって間違いですよね。
人が来たから成功なんてセミナーはありません。
セミナーを受講しただけで、人が変わることは
もちろん、高額の参加費をはらって、やる気満々の参加者ばかりであれば、
「あの人たちにああなってもらいたいから企画したセミナー」
そうすると少なからず、お願いして各地域から出てもらうこと
そんな地域の中間支援として、セミナーをやるときに僕らが
それは以下の3つです。
1なんのためのセミナーで、このセミナーではどこまで目指すのかを明確にして
2次のステップを用意し、
先日、関市まちづくり市民会議として開催した「岐阜における子どもの貧困と学習支援」の講演会での目的は、
「学習支援の取り組みを関市でもはじめる」ために、この講演会では「次月に開催予定の4日間のおためし学習支援へのボランティアをあつめること」を目指しました。
アンケートに、ボランティアしてくれる人は名前書いてくださいという次のステップを
用意したところ、7人もの人が集まってくれました。
また、逆の視点から、
最近セミナーの講師を依頼されたところには、必ず、
めざす姿と、このセミナーでの達成したいことは何かを聞くようにしています。
つい先日、ある市の中間支援団体から事業計画の立て方セミナーのお話をいただいたところは、
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まだまだ市の助成金に応募する団体が少なく、応募団体を増やしたい。
そしてこのセミナーでは、自分たちに相談する団体を増やしたい
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一つの成果指標として分かりやすいです。
間接成果指標 市の助成金に応募する団体を○団体にする
そのために
直接成果指標 相談を受ける団体を○団体にする
という感じでしょうか。
なので、
3つのことを提案しました。
1、アンケートに、相談の予約表をつけましょう
→以外にやれてない。成約のためのハードルを低くした、次のステップを用意すること。
「相談希望される方は連絡ください」と言葉でいうだけでは、ハードルが高くなる。
相談可能な日時を書いて丸をうってもらう。
2、セミナーの中で、中間支援の職員の方にも前に出てもらって、市の助成金では
こんなことに気をつけて事業計画をつくると良いというテーマで対談しましょう。
→あの人に相談できるんだという期待感を。
3、ワークショップには、相談役としてその地域の中間支援職員に入ってもらう。
→直接話して信頼関係を生む。
こう考えるようになったのも、自分たちもかなりのセミナー、イベント企画を
やるなかで、無力感を感じてきたからです。
セミナーをやって終わり、講演会をやって終わり、後につながらないことが大変歯がゆく
やっても意味がないのではないかとセミナーを否定的に考える時期がありました。
しかし、それはやり方が悪かっただけですね。
ちゃんと、成果を考えれば、成果はでます。
最初から成果がないから成果がでないだけです。
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