子どもの貧困についての課題の認知が随分と広がってきました。
先日まで中日新聞が連載していた「新貧乏物語」はとても真に迫る内容で、
私の周りでも話題になっています。
関市においても例外ではありません。
子どもの貧困の統計というものなかなか難しい面があり、
数字にみえてこない貧困家庭はたくさんありますが、
とりあえず、関市が要保護、準要保護に認定している子どもの人数は、
平成26年度は小学校、中学校で7,774人中693人。
8.91%です。
平成16年には合併前ではありますが、4.4%でしたので、ほぼ倍増しています。
※追記
要保護とは生活保護家庭、準要保護が生活保護まではいったてないけれど、支援が必要な家庭です。
世界的に言う「相対的貧困率」(標準所得の半分の所得)ではありません。ちなみに、日本の相対的貧困率は6人に1人だといわれています。
関市にはまだ学習支援をしている場所はありません。
ただ、岐阜県内ではぎふ学習支援ネットワークができており、すでに10カ所が連携しています。
関市から近い学習支援の場には、関市にはないからと通っている子もいると聞きます。
そういった課題と現状があるなかで、
公募の市民で関市のまちづくりを考える「関市まちづくり市民会議」では、「チーム子援隊」が結成されて、貧困家庭の学習支援への取り組みが始まりました。
6月18日にぎふ学習支援ネットワーク共同代表の中川健史さんをお招きし講演会を実施し、
7月26日(火)〜29日(金)には「夏休み宿題お助け教室」を実施します。
チーム子援隊のみなさんも精力的に動いていただいています!
まずはぜひ講演会へ!
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講演会『岐阜における子どもの貧困と学習支援』
日時:平成28年6月18日(土)13:30〜15:00
場所:わかくさ・プラザ総合福祉会館3階
講師:中川健史さん
一般財団法人ぎふ学習支援ネットワーク共同代表
NPO法人仕事工房ポポロ代表
定員60名
主催 関市まちづくり市民会議チーム子援隊
申し込み問い合わせ:関市市民活動センター 0575-24-7772
こくちーずでの申し込みが便利です。
http://kokucheese.com/event/index/398118/
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