この度、NPO法人ぶうめらんでは、関/美濃の高校生に配布するフリーマガジン
「高校ぶうめらん」を創刊することとなりました。
NPO法人せき・まちづくりNPOぶうめらんの名前の意味は
「またこの街に戻ってきたい人を増やそう」ということです。
そのために、なぜ、若者が戻ってこないのか、問題の構造を考えてみました。
多くが、高校を卒業すると関の外に出て行きます。
関市へUターンした人としなかった人を比べたところ、
Uターンした人の多くは、結婚前にしており
結婚をしてしまうと、多くの人がUターンしていないことがわかりました。
結婚期というのを一つのタイムリミットの設定し、それまでに、
NPOとして何ができるかを考えました。
関市の高校生にアンケートをした結果、将来関市に戻れないと思う理由の
圧倒的 1 位が「仕事がないから」でした。
しかし、関市へ U ターンした 人 5 人にヒアリングした結果、
確かに就職としての可能性は狭まるが、起業や職人、岐阜名古屋を
含めた企業への就職はあることがわかりました。
また、市内企業 8 社にヒアリングでは、すべての企業ができればこの地域の
人材を採りたいがなかなか採れないと答えています。
「関市において多用な働き方ができるまち」
ことを高校生のうちに知っていることが将来の U ターンにつながると考えました。
ということで、
今回のコンセプトは、
高校生のみなさん!
このまちで働く人の 「カッコ良さ」を知って、
このまちで働くことを 将来の選択肢に入れてください。「職場がない」のではなく、知らないだけ。
今、関・美濃地域の高校を卒業して、同地域の企業へ就職する率は高くありません。また、大学進学後に、この地域に就職する率も高くありません。大学生の多くが「リクナビ」等の就職支援サイトを使いますが、掲載されている中小企業は僅かです。もし、地域外に出て行く前に、この地域のカッコいい企業を知っていたら、このまちで働くことが就活の選択肢に入るのではないでしょうか。
また、この地域には、多様な働き方があります。会社員以外にも、農業や起業、フリーランス、 職人などなど。そんな多様な働き方がこのまちにあることを、高校生に知ってもらいたいと思っています。
高校生参加型のフリーマガジン
地域と関わり高校生の発表場に
高校生が地域に関わることが増えてきました。しかしまだまだ多くありません。
私たちは、この冊子を、高校生参加型にしたいと思っています。大人たちももっと高校生のことが知りたいのです。文芸部や写真部、新聞等、学内だけで完結せず、地域と関わる場を提供します。
この高校ぶうめらんは結構長い間地道に準備してまいりました。
2015年6月発行したぶうめらん47号にて、関高校文芸部とのコラボページ企画からはじまり、
48号には関商工写真部さんとのコラボ。
少しずつつながりをつくってきました。
今回改めてお願いに回り、
関の高校(関商工、関高校、関有知高校)3校全てで生徒全員に配布していただけることになりました。
また、本日、美濃市の武義高校にもお邪魔して、配っていただける方向で進んでおります。
今回の創刊にあたって、いろんな企業さんにも協力いただきました。
まず、創刊事業として東海労働金庫さんからの助成金をいただいております。
そして、この高校ぶうめらんは、株式会社ヤマジさんのCSV活動の一環として
本誌にかかる印刷を無料でやっていただくことになりました。
ヤマジの山中さんに以前から相談させてもらっていて一緒に企画を考えてもらっております。
本誌の取材は「高校生編集部」が行っております。
現在5名の高校生が編集部になってくれています。
編集会議を行って、取材して記事を書く。
高校生は仕事の取材に行くことをとっても楽しんでくれています。
この度創刊準備号が完成しました。
正式な創刊は2月下旬です。
ということで2つの募集。
1、高校生編集部募集!
高校ぶうめらんを一緒に つくりませんか?
企画、取材、記事書きの編集作業はもちろん、高校生に向けたイベントの開催など、
楽しくやりましょう!
ブックカフェ「ブックエカ」を部室として自由に使えます!
お申し込みはいますぐ! info@vousmelan.com 0575-46-8035
2、広告主さん募集!
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私のプロフィールです。
読書空間と古本のお店
コミュニティブックカフェ「ブックエカ」