昨日は、「地域に良いことをして、良い業績を残す CSVセミナー」でした。
1週間前まで、5名ほどの申し込みだったので、どうなることかと
思ったら最終的には会場満員の40人ほどになりました。
ありがとうございます!
まずは、私から、CSVについてお話。
以下のような話をしました。
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CSVというのは、creating shared valueの略で「共有価値の創造」のこと。
マーケティングの巨匠マイケル・ポーター氏が提唱しています。
ざっくりいうと、社会に良いことをして、よい業績をあげるとうこと。
中小企業白書2014には「社会価値と企業価値の両立すること」と書かれています。
企業の経営者に「社員のボランティアを推進してください!」とお願いしても、なかなか進みません。企業だって大変。社会的貢献活動をして、それがちゃんと業績につながるのであれば、企業も積極的に取り組んでくれるはずです。
岐阜県のNPOは現在約770団体ほど、中小企業は約82,000社あります。
CSVに多くの地域の中小企業が賛同して取り組みはじめれば、社会は一気に変わると思うのです。
社会的にも、いまこそCSVだと考えます。
それは、現代の社会課題の多くは「つながり」課題だからです。
孤立死、防犯、子供の居場所の固定化など、コミュニティが希薄になったから吹き出た課題がたくさんあります。
一方、企業にとっても「つながり」が大事な経営資源になる時代です。
三浦展さんによると今は「第4の消費」の時代といいます。それは「つながり消費」。
シェアオフィス等物を持たずにシェアするとか、顔の見える産直市が好まれるなど、他者とのつながりをつくりだすこと自体によろこびを見出し、シェア志向の価値観、行動が消費に結びついています。
顧客とのつながりを作り出せるのが「CSV」です。
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そしてその後、美濃加茂ですでにCSR、 CSVを取り組んでいる企業の方々から活動のお話をしていただきました。
若尾製菓さんの前社長で、社会貢献活動に特化した企業「ジースプレッド」を立ち上げられて活動しています。
売り上げの5%をワールドビジョンジャパンを通じて、途上国の学校建設に寄付しています。
すでに、2015年8月に目標金額に達して、バングラデッシュに学校を建設中だそうです!
野菜の卸、販売と、業務用カット野菜を手がけている会社です。
早川さんは、「想い出の友禅ごはん」プロジェクトをされています。
美濃加茂の学校給食で20年ほど前から出ているメニューで、一番人気だそうです。
早川さんは「地産地消」に取り組みたいと考えていました。
友禅ごはんには、様々な美濃加茂の野菜を使います。
給食/友禅ごはんというツールを使って、地産地消の意識を市民にもっと持って欲しいという思いでした。
友禅ごはんは、美濃加茂のイベントに出店され、いつも完売の大人気となっています。
先の成人式では、新成人にアンケートをとって、給食人気ナンバーワンとなった友禅ごはんを
新成人に配布するという取り組みをされて、約550杯食べてもらえたそうです。
新成人喜んだだろうな〜。「給食」というところに視点を当てたところが秀逸です。
淡い想い出も一緒に思い出しますよね〜。
休耕田を減らそうと、水田で「ほんもろこ」の養殖をはじめました。
グループをはじめて3年。様々な専門家へ訪ねていく行動力で、生産量は安定するようになりました。
今後はこのノウハウを生かして広げていきたいとのことです。
3方ともとても熱い思いを持っていて、ワクワクしながら話を聞いていました。
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