関市は日本有数の酒造りのまち………だった
2015年 10月 15日
江戸時代、暴れん坊将軍徳川吉宗の頃。
関市は、岐阜県で一番多くの酒を造り、小瀬の湊から江戸に運んでいました。
その頃には、市内で14箇所もお酒を作っているところがあったと言われています。
なぜそんなに盛んだったのか、それは、水が美味しかったからです。『倭漢三才図会』によると、関の水は日本第二のもので、神水がでるため、水が清くて軽いと書かれています。
しかし、現在、関市にはお酒を作っているところは1つもありません。江戸時代後半になると海運が発達。今でもお酒が有名な神戸の灘や京都の伏見から大型の船で江戸に運ばれるようになり、関のお酒は衰退していきました。
そんな歴史を活かして、今のまちづくりにつなげることができないのか。
今、関市には「さんやほう」というお酒があります。さんやほうサポーターの方々が、関のお米みのにしきを作って、それを美濃の小坂酒造さんでお酒にしてもらっています。せっかくなら、関の酒屋さんがあればなおいいんですが‥。
まちづくりに活かす。考えてもみたんですが、今は、酒造りの免許を取得することが非常に困難です。
なんとかならいものですかね〜。
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