私が9月に読んだ本でオススメしたい本、星野源「そして生活は続く」。

9月は4冊の本を読みました。

積読がどんどん増える中、厳選して本を読みました。
9月に読んで一番面白かった本はこちらでした!
星野源さんのはじめてのエッセイ集。くだらない日々の生活の中に視点を置いてつづられています。今では、音楽、俳優、文筆業というマルチに活躍する星野源さんが、まだまだ有名になる前に書いた本で、ういういしさがあって楽しいです。
文章を書くきっかけも「頼み込んで書かせてもらった」らしい。

以前、星野源さんのエッセイは「蘇える変態」を読んで感動するほど笑いました。以前、こんな風に感想を書いています。

最近読んだ中で、最高のエッセイだった。とくに最初の「おっぱい」。「おっぱい揉みたい」声に出すと少し幸せな気分になる。やってみたら、本当になった(笑)。女性向けエッセイで、変態的な男性の日々の胸の内を表現されているが、そこらへんが、同年代として抱腹絶倒。ものすごく共感してしまった。

まあ、「蘇える変態」では、こんなアホみたいな話が続くのですが、そのルーツは「そして生活はつづく」にありました。
いろんなエピソードが紹介されていますが、特に彼の母親の話がおもしろい。
お母さんではなく、美人の○○○ちゃんと呼びなさいとしつけられてきたそうで、
幼い頃、父親に高い高いされている時に、「源はこの時空から落ちてきたの。だから、源は星の王子様なのよ」と言われ、ずーと信じていたなどなど母親のユニークなエピソードがあります。
大人になって、子どもをおもちゃにして遊んでいたのではないかという疑問に、
「だって、源はいつも難しい顔しているんだもん、家にいる時くらい笑って楽しまなくちゃ」と言われたそう。なんかほろりときました。


----------------
2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:724ページ
ナイス数:5ナイス

火花火花
読了日:9月13日 著者:又吉直樹
仙厓(せんがい) 無法の禅仙厓(せんがい) 無法の禅
読了日:9月13日 著者:玄侑宗久
そして生活はつづく (文春文庫)そして生活はつづく (文春文庫)
読了日:9月9日 著者:星野源
うつくしい人 (幻冬舎文庫)うつくしい人 (幻冬舎文庫)
読了日:9月2日 著者:西加奈子

読書メーター



せき・まちづくりNPOぶうめらんとは岐阜県関市のまちづくりをするNPO法人です。
http://www.vousmelan.com/story/#story1

フリーマガジンぶうめらんはボランティア編集部によって作られています。
編集部員募集中!
http://www.vousmelan.com/story/join.html

私の自己紹介ページです。
http://takayukik.exblog.jp/441800/
私が9月に読んだ本でオススメしたい本、星野源「そして生活は続く」。_a0026530_17194033.jpg



by takayukin_K | 2015-10-12 17:13 | 本によるまちづくり

岐阜県関市でまちづくりの代表を16年し、市議会議員となりました。関市のまちづくりを政治活動、NPO活動、地域活動のさまざまな視点からお届けします。


by takayukin_K