川のほとりのお寺の看板
2014年 12月 22日
それは保健センター駐車場に車を止めて、市民活動センターまで歩く間、関川沿いにある正覚寺の看板。
黒い板に白い文字で人生の教訓が綴られている。
最近は、「物を粗末にするものは、やがて自分を粗末にする」。
ほぼ毎日通るので、自然と頭に残ってしまう。たまに言葉が書き換えられるがそのペースは不定期。
最初はよくトイレにかかっているみつを名言集ごとく特に気にも留めなかった。
しかしある雨に日に、
「雨の日は雨のお恵み」
とあり、ちょっとだけ気分が良くなったことがあった。そういえば、雨の日にしかその言葉を見たことがない。天候や季節を考えて日々架け替えられているんだ!なんて細やかな配慮だろう。嬉しい気分になったのだ。それから、看板が架け替えられるたびに、今日その言葉を持ってきた意味を考えるようになった。日々にそういう時間がちょっとできることはいいことだ。
ただ、雨のお恵み以降これといった確信がもてないので、あまり意味なんてないのかもしれないが、まあいいのだ。
最近はちょっと変更のペースが遅いのが残念だが、毎日通るたびに気にしている。