4月に読んだ本について
2014年 05月 01日
どんどんその分野が広く深くなっていくことが楽しいですね。
そんな意味で4月の僕の中でのテーマは、商店街活性化と宮沢賢治。
しかもその2つが平田オリザさんの「新しい広場をつくる」の中でつながって我が意を得たりの気分になれました。
今、「では、関市の本町商店街に落とし込むとどうなのか」、「関の中心市街地は何を目指せばいいのか」それを改めてじっくりと考えている所です。
2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3593ページ
ナイス数:39ナイス
粗にして野だが卑ではない―石田礼助の生涯 (文春文庫)の感想
松井秀喜へ伊集院静が勧めた本と知って読み始めた。78歳にして第五代国鉄総裁に請われて就任した石田礼助の話。「田舎者の山ザルだが、卑下はしない」
という生き方そのままに当時誰がやっても失敗するといわれた国鉄総裁をやりきった。ちょうど初代総裁が変死した下山事件の本も読んでいたため、より凄さがわかる。こういう人、日本にすっかりいなくなったな〜。真っ直ぐいかねば。そう思わせてくれる一冊。
読了日:4月29日 著者:城山三郎
新しい広場をつくる――市民芸術概論綱要
読了日:4月25日 著者:平田オリザ
珈琲屋の人々 (双葉文庫)の感想
商店街の人情も珈琲も暖かい。ほんのりとした火のガスバーナーのような話しがつづく。なぜか決闘が何回かでてくるとか、若干の古さはあるが、それもまた味。
読了日:4月23日 著者:池永陽
なぜ繁栄している商店街は1%しかないのか
読了日:4月20日 著者:辻井啓作
ナインティナインのオールナイトニッ本 (vol.1)
読了日:4月20日 著者:
円空と木喰 (NHK美の壺)
読了日:4月20日 著者:
南方熊楠の世界 (タウンムック)
読了日:4月18日 著者:
日本の詩歌 (18) (中公文庫)
読了日:4月15日 著者:宮沢賢治
小僧の神様・城の崎にて (新潮文庫)
読了日:4月14日 著者:志賀直哉
宮沢賢治の理想の感想
すごい本でした。農民芸術概論綱要を一文いち文解説して、宮沢賢治の目指した理想を解き明かしてくれる本。教師をやめて農家になるという人生の転換期に、自身の理念をまとめたもので、科学と宗教と、自然から成る「芸術としての人生」がメッセージ。見方が変わったので、また宮沢賢治の詩や童話ん読み直したい。
読了日:4月13日 著者:マロリ・フロム
なごや古本屋案内
読了日:4月8日 著者:鈴木創
商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道 (光文社新書)
読了日:4月5日 著者:新雅史
街を変える小さな店 京都のはしっこ、個人店に学ぶこれからの商いのかたち。の感想
左京区のガイドとして面白い。大好きな恵文社の店長からみた、魅力あるお店の店主についての踏み込んだ話がいい。ただ、街を変える、まちづくりという視点においては踏み込みが足りない。ただ、無性に京都にいきたくなる。そんな意味でいい本ですね!
読了日:4月4日 著者:堀部篤史
海士人――隠岐の島・海士町 人々に出会う旅 (COMMUNITY TRAVEL GUIDE)
読了日:4月4日 著者:
最低で最高の本屋 (集英社文庫)の感想
読み終わった後の違和感は、10年以上前の本なので、今の若者の感覚とは違っていることからなんだろう。今、自由を求めなくても色んな生き方を許容されているので、就職しないで生きることに固執することもない。ただ、本屋に関するスタンスは不変なもので、とっても共感できる。旅の本屋やってみたい。
読了日:4月3日 著者:松浦弥太郎
タモリ論 (新潮新書)の感想
いいとも、最終回に感動して読んでみたが、驚くほど内容がなかった。本編に二回登場する吉田修一の引用文が全て。
読了日:4月1日 著者:樋口毅宏
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