ナガラⅠ型をBARで残そう!

本物の電車の中で酒が飲めるBARってオツだと思いませんか。
今年(H26)12月で廃車になる事が決定している長良川鉄道の車両ナガラ1型。
長良川鉄道開業当初からの車両で、他の1型車両は全てすでに廃車となり、最後の車両です。
現在はコタツ列車として、日々、老体にむち打ってがんばっています。
ナガラⅠ型をBARで残そう!_a0026530_16184620.jpg


この廃車になった後が問題です。現状のところ、解体される予定とのこと。
最後のⅠ型車両を残して、長良川鉄道活性化の為に活用したいのです。
その活用方法として、カフェ・BARのアイディアが出てきました。ちょっと違いますが、富山駅にあるバスラーメンのようなイメージです。
車両を駅の近くに置き、改装して、その中でカフェ・BARができれば、長良川鉄道を楽しむ一つの場になるのではないでしょうか。長良川鉄道に乗って、郡上八幡や美濃で観光を楽しみ、無料になる子宝温泉でゆっくりして、関駅の列車バーで飲んで帰る。いや〜楽しそう!

課題は、移動費とメンテナンスと運営主体です。
列車をクレーンでつり上げて地上に降ろすので、移動するだけで数百万かかるそうです。
また、これまで廃車のなったⅠ型のひとつは、関市の中池公園に展示されていましたが、メンテナンスができず、サビサビになり、昨年撤去されました。残すなら屋根を付けなければいけません。
運営主体としては、ナガ鉄や行政が主体となり、運営を委託するのか、民間で買取ってやるのかなどなどあるかと思います。もちろん、カフェ・BARのニーズがあるかどうかも問題です。

まずはやってみなければわからない!ということで、岐阜ローカル鉄道博覧会の中で、関に電車を望む会が、『ナガラⅠ型BAR』というイベントを開催しました。
ナガラⅠ型をBARで残そう!_a0026530_16182887.jpg

ただ飲むだけではなく、ナガテツの写真展示やジオラマ、列車トークなどなど様々なアトラクションを準備しました。土曜日の18時から22時の4時間でしたが、17時45分の段階ですでに列車内は満員。
列車の話を肴に、みなさん楽しそうに過ごしてくれていました。結局のべ40名以上の方にお越しいただき、売上げも上々でした。
この時に、長良川鉄道さんの方で、残してカフェ・BARとして活用することに関するアンケートをとってくれました。その結果も気になるところですが、今回来てくれた多くの方は、「こんな感じで残ると嬉しい」と言っていただけました。

実は、これまでにチャンスはありました。
それが現在工事中で、3月末に完成する関駅西口のバスターミナル。
そこにこの車両をおいてもらいたかったんですよね〜。待合室や物産販売所等、新しく建てるよりは安くなるでしょうし。計画の時にパブコメに出すなどいろいろと働きかけましたが、場所がないということでした。まあ、上記の課題もあるので致し方ないとも思います。決定したターミナルにはカフェ機能はないので、待合いの意味でも、話題性の意味でも、地域の宝をあるものを活かす観光の意味でも、良かった思うのです。

今回の実証実験でより残したいという想いを強くしました。
ターミナル、今からでもなんとからないかしらん。
by takayukin_K | 2014-02-25 16:45 | 鉄道を活かしたまちづくり

岐阜県関市の魅力をせき・まちづくりNPOぶうめらん代表北村隆幸の好みで発信するウェブメディアです。関に住んで、まちづくりに取り組む人ならではのディープな関の魅力を発信中。たまにまちづくりを暑苦しく語ります。


by takayukin_K