本が読めるカフェとは何かを勝手に考える。
2014年 02月 19日

ぶうめらん39号にて「本が読める関のカフェ」を紹介するために、まだ行った事の無い喫茶店を本を片手に巡ってみました。いや〜、関市の喫茶店にはかなり行ったつもりでしたが、まだまだあまちゃんでした。どこまで関は喫茶店文化が浸透しているのだろう。あんなところにも、こんなところにも喫茶店!
やはり、基本的に喫茶店は、友達や知り合いとお話や交流を楽しむところ。約9割のお店がそうです。お客さんとしても、交流する場として喫茶店に行くので、自然とそういうお店が多くなります。
交流ではなく一人で来てゆっくりと本が読める喫茶店となるためには、しっかりとお店のコンセプトを持っていないと、お客さんに流されてしまいますよね。だからこそ、本の読める喫茶店はしっかりとこだわりがありました。
ということで、私が勝手に導きだした本が読めるカフェ4か条について書いてみたいと思います。
完全なる主観ですのであしからず(笑)
①肘掛けがある椅子と、カーブのある背もたれ
椅子に座り、肘掛けに肘をおくと、もう既に読書体制が整いますよね。これですこれ!かつ、背もたれが自分を包み込んでくれると身体がぴったりとおさまります。取材したアートギャラリー是さんは、椅子を自作されていて、さらに椅子の高さを低くしていました。
何より、椅子が大事!
②ゆったりとした席の間隔。天井が高く声がこもりにくい
本を読んでいて気になるのがお隣の話声。ちょっと面白い話題だとつい聞き入ってしまい、本を読むどころじゃなくなっちゃいます。しかも多くが、愚痴なんですよね(笑)なんなのでしょう、あの喫茶店の会話の愚痴率。「まあ、いろんなことがあるさ」と肩を叩いてあげたくなります。「ところで僕は本を読んでいるから黙ってもらってもいいかな」なんて余計な一言迄添えて・・・。
③じゃましない音楽
静かな音楽だと嬉しいですね。歌のある邦楽だと、歌が気になって気になって。静かな音楽で、それが店主の好きな音楽だと良いです。
④店内が明るすぎない
本の紙は基本的に白いので、長く読んでいると、蛍光灯の明かりだと反射して目が疲れてきちゃうのです。ぶうめらん事務所の1Fにある喫茶店DODOさんは、窓の外に緑の植物が植えてあり、その窓から差し込む木漏れ日がとっても気に入っています。
ということで、4つ挙げてみました。
まあ、私も喫茶店にはお話に行くこともあるわけで、本を読みに行く時には、それに合った喫茶店に行けば良いのです。用途に合わせて使いこなして、関の読書ライフを楽しみたいです。