面白くて読んでもらえる広報誌。
2014年 02月 04日
私は編集の経験は全くありませんでした。関市のまちづくりのためのフリーマガジンをやろうということになり、手探りではじめて約7年。何冊も本を読んだり、様々な冊子を集めたり、独学で色々と勉強しながらやってきました。なんとかこれまで、まちづくりフリーマガジンは次号で40号、市民活動センター通信も14号、広報せき市民記者のページコーディネート等、様々な広報誌、広報紙を作る事ができました。そんなこんなで、苦労して取組んで来た事をお話しました。
えてして、活動報告だけを載せる自己中心的なものになりがちな市民活動広報誌。難しいのは、ただ読んでもらえればいいというものでもありません。自分たちの活動の目的が明確なのはもちろん、広報誌の役割は何かを明確にし、想いを読み手に伝えて行くことと読んでもらえる事を両立していかねばなりません。
今回のセミナーで一番念頭においたのは、具体的であること。
皆さんが、今回聞いた事で、一つでもすぐに活かせる事があったらいいな〜と思います。
これだけは覚えておいた方が良い編集、企画、文章、写真、見出しのコツを伝え、ぶうめらんで使用している取材シートや台割表、文章作成フォーム等も資料につけました。
また、私が敬愛して参考にしている冊子の事例を用いて、どのあたりがすごいのか説明しました。
途中にワークショップをはさみ、実際に自身が記者となって取材して、主題と記事の見出しまでつけてもらいました。全員から発表いただきましたが、即席にも関わらず、とっても面白い。そこから、学び合いができたことが、良かったのではないでしょうか。

今後は、今回の広報誌のつくりかたセミナーと同時に、フリーマガジンの作り方セミナーという感じで、企画面や広告等の経費面も厚くしたセミナーもやって行ければと思っています。
今、各地で「地域自主組織」が広がっていますが、そここそ、フリーマガジンの手法で地域の人に地域の魅力を伝えることが有効だと思います。ちゃんと制作をデザイナーや印刷会社にお願いも、地域全戸に配布できることを考えると、その経費を広告や協賛でまかなう事はそんなに難しい事ではない。人件費のぞけば。。。まあ地域自主組織はそこはすでにカバーされていることが多いんで。関市にも、そんな面白い紙媒体が広がって、楽しみが増えればいいな〜と思います。
