助成金事業の公益性
2013年 03月 24日
とっても熱かったです。
13団体から各5分間の発表後、質疑応答を行いましたが、会場から暖かい意見、厳しい意見どんどんでてきました。
そこでも出ましたし、第2部での意見交換でも出たのが、申請事業のいくつかが本当に税金を使ってやるべき事業かどうかというもの。趣味なんじゃないかというものです。要するに、その事業に公益性があるのかどうかということですね。
よく議論になるところで、人それぞれで視点が違うと思います。
私は、今回の申請事業は、ちゃんと公益性があると考えています。
趣味の団体でも、自分たちの中だけで活動するのではなく、地域の人のために、地域で困っている人のために、少し間口を広げて活動することで、公益性が生まれるのだと思います。これは企業でも同じで、自分たちのビジネスを、社会のために少し開いて活用してもらうことで、公益性、社会性が生まれるのです。生涯学習系の団体も自分たちの趣味の域を超えて、地域社会に開けて、地域の課題に対して自分たちの趣味のスキルを活かしてアプローチすればいいのだとおもいます。
関市の市民活動助成金は、市民活動の裾野を広げて行く事が大きな目的の1つです。
趣味の会の人たちが、活動を広げるために係る費用をを、どんどんこの関市の助成金に応募してもらって活用してもらえばいいんです。
まずは無理をせず、自分たちのできることの間口を広げて、地域の課題へ目を向ける。
そういう団体や企業が、少しずつ増える事で地域がどんどんよくなるのだと思います。
ただ、意見交換の中でもあった「お金がないならないなりに考えるから工夫が生まれる」という意見はもっともなことですね。せっかく助成金がもらえるから多めに申請しようとかではなく、助成金が無くても活動ができるよう、自立に向けた、お金を使わない工夫は大切です。
ということで、来年度の関市市民活動助成金の締切は3月27日までです。
市民活動センターでは、みなさまからのご相談をおまちしております!