さよならクマダ書店
2012年 11月 11日
なんとも寂しいことです。
たぶん学校の教科書はほとんどクマダさんで教科書のお世話になってきた気がします。
先輩方に話をきくと、本町商店街にあったお店の思い出も聞きました。立ち読みしててハタキでしかられたとか(笑)
昨日は閉店を見届けようと、20時頃からお店にいました。
レジでは温かい会話が交わされていました。
「中学生からお世話になっていたので寂しいです〜」という女の子、花束を持ってくる方などなど。
やっぱり本屋さんは、まちの文化なんだな〜と感じました。
20時50分頃、たまたま、数年ぶりに高校の同級生にばったり会いました。ああ、後藤も別れを惜しみにきたんだな〜と声をかけると、彼はあと10分で閉店のことを知りませんでした(笑)
「え〜!知らんかった!!」といって、本を買ってきました。
こうなったら最後のお客になろう!
虎視眈々と狙い、21時を回ったところで雑誌2冊、ムック本1冊を購入しました。
あ〜よかったよかった。写真も撮れたし、歴史に名を残せた、と思った瞬間!
漫画コーナーから若者がぬーーーと登場!
漫画を2冊、845円のお買い上げでした。
彼は、ニコリともせず、涙を浮かべる訳でもなく、何事もなかったように、普段通り買って、自転車で帰って行きました。
ああ、なんか、これが良かったんだろうな〜。
こういう町の本屋さんがどんどんなくなってしまうのは寂しいですね〜。
ぶうめらんでは、閉店までの約2週間を密着取材しました。
その間繰り広げられた、お店の方とお客さんとの会話盗み聞きしました。
12月号で特集しますので、よければご覧ください。