第2回まちづくり市民会議
2012年 10月 18日
まちづくり市民会議は、市民シンクタンクとして、来年6月の事業提案に向けて活動をしております。
今年12月までは、関市の課題を把握するために期間としています。
第2回の今回は、関市の総合計画、財政について、企画政策課課長、財政課長にお越しいただき、話題提供をしていただいてから、ワークショップにて学びを深めました。
最初は、企画政策課長からの総合計画のお話。
事前の打ち合わせの中で、総合計画の中身というよりも、総合計画がどんな位置づけで、行政がどのような仕組みで動いているのかをお話してほしいとお願いしておりました。なぜなら、はっきり言って関市(関だけではなく多くの自治体が)の総合計画は総花的でなんでもありだから・・・。事務事業まできてやっと関市の色がみえてくるんでしょうが、なかなかそこまでたどり着けません。
政策→施策→事務事業→細事業の段階があること、それに基づき3年先までの実行計画をつくり、3年ごとでローリングしていること。来年度事業をつくるスケジュールなどなど。また、市長が掲げるマニフェストと総合計画との整合性もお話いただきました。
財政課長からは、関市の財政のお話。
かなり小難しい用語が並ぶ財政の話を、他市と比べたり、図で見せたり、できるだけ分かりやすくお話してもらうことをお願いしました。
関市の実質公債比率は12.1で県内市で21中11位なんですね。概ね、関市の財政は厳しいというお話。
委員からは「去年白紙になった市役所横の箱ものを作るために市民説明会をしていた時には、関市の財政は大丈夫!と言っていたのに」なんて声も(苦笑)
正直なところ、行政からの、普段の市民向けの一般的な説明では、日頃から行政に関心のある市民会議委員のみなさんには、物足りなかったのかと思いました。薄く広くではなく、課題となる部分をある程度掘り下げた話が必要かもしれません。見せ方にも工夫も必要です。
次回以降は、事前に委員の意見ももっと聞きながら準備して行きたいと思います。
その後にワークショップ。「関市の財政における課題は?」というテーマで。
今回、詰め込みすぎて、時間的にワークショップにしわ寄せがきてしまいました。反省・・・。
ワークショップをいやがる方も多いのかなと思っていたんですが、そんなことはまったくの杞憂でした。今後は、この時間に重きを置いて進めていこうと考えています。
ワークショップででた意見は、市民活動センターのHPにて公開いたしますので、またご覧ください。
http://seki-siminkatudo.com/cat28/