長良川鉄道の列車会議
2012年 06月 02日
昨日、長良川鉄道利用促進実行部隊(仮)の立ち上げ準備会を開催しました。
会場は、ナガ鉄の列車内。関駅に止まっている初号機の中でです。
参加者は、沿線のすべての自治体、郡上市、美濃市、関市、富加町、美濃加茂市のナガ鉄担当者と意欲ある若手職員、長良川鉄道職員、そして、その沿線の市民活動者、総勢25名でした。
これは、もともと、郡上のグッジョブラボの堀さんと、郡上市の担当者が「沿線で連携して取組みをしないといけない」と飲み会で盛り上がり、先月、関市、美濃市の担当者と僕に声がかかり、会議をしたことがはじまりでした。
以前から、僕と堀さんは、ナガ鉄を活かして沿線でなんかやろうと話しておりまして、この会議にて「単発のイベントに終わらせるんじゃなくて、継続的に実行する部隊を、沿線全部でやっていこう」と合意をしたことで、この準備会が行われることになりました。
そして、郡上市さんから「進行は北村さんがお願いします」と無茶ぶりされ(笑)、結局、組織概要と次第をつくり、望んだ訳です。
いや〜この会議、ものすごく熱かったです。
電車好きな人、地域づくりに燃える人がたくさんいて、皆さんそれぞれに長良川鉄道への想いを語ってくれました。ナガ鉄の職員さんも、普段淡々と仕事をしているようにみえますが、熱い想いをもっているんですね〜。
語り合う中で、目的や活動内容がどんどんブラッシュアップされていきました。
今後は、この会を正式に7月に立ち上げる予定です。その前に、数人でプロジェクトチームをつくり、事業計画について議論することになりました。楽しみです!
実は、私は密かに、これは歴史的な出来事なのではないかと思っておる訳です。
ローカル鉄道活性化のために、沿線自治体が官民恊働で、しっかりと実行する組織をつくる。
ここまでの物は全国的にも珍しい取組みなのではないでしょうか。
そのために、どんどん進めて行く事務局が必要ですので、ぶうめらんと長良川鉄道さんで事務局をやらせていただくことになりました。プロジェクト毎のお金はなんとかなりそうなんですが、今のところ、運営資金がないんですよね〜。まあ、これからおいおいと考えて行かねば。
列車会議、とってもいい雰囲気でした。
ただ・・・、会議はやりにくい・・・(笑)
列車のエンジン音でマイクがないと聞こえないし、見ての通り、縦長。
時間も、郡上の方21時30分、美濃加茂の方21時05分の電車で帰れるように、21時までには絶対に終わらないといけませんでした。
まあ、いろんな制約があっても、列車会議は、会議の質を上げてくれたんじゃないかな〜と思いました。次回は子宝温泉でなんてはなしも・・・。