3匹のおっさん

一昨日日本に帰国いたしました。
まだ、時差ぼけが直りません。

さて、旅行記はまたじっくり腰を落ち着けて書くとして、どうしても書きたい本を見つけたので、先に書いちゃいます。

今回の旅行では、片道20時間の移動時間がありました。
狭い座席に縮こまりながら、その時間を利用して読めた本が9冊。
赤めだか(立川談笑)、ダブルファンタジー上下(村山由佳)、三匹のおっさん(有川浩)、人間失格(太宰治)、骸骨ビルの庭上下(宮本輝)、三月の招待状(角田光代)、ミカドの肖像(猪瀬直樹)、指導者の条件(松下幸之助)、これでわかった!決算書(石島洋一)

普段、これだけ読書に時間をとれることが無いので、実に有意義でした。

その中でも、特に面白かったのが「三匹のおっさん(有川浩)」。
これ、バリバリ、まちづくりのお話なんです。

昔は、近所で3匹の悪ガキといわれた幼なじみが、還暦を迎え、定年退職を迎えたり、営んできた居酒屋を息子に任せたり、仕事が一段落。その彼らがはじめたのが、「3匹のおっさん」となって、地域の治安をまもるために見回りをはじめるという話です。剣道教室の先生、柔道の有段者、電気関係の町工場のおやじ、彼らが特技をいかして、地域にでる痴漢を退治したり、悪徳商法にはまるお年寄りを助けたりしていきます。
この小説が面白いのは、おやじたちだけではなく、それぞれの持つ家庭の実情や、反抗期を迎えた孫との関係など、まさに地域で活動する上で、絡まるしがらみもどっぷりでてくるのです。
それでいて、おやじたちが、生き生きとかっこいい(笑)
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有川浩さんは、「阪急電車」や「フリーター、家を買う」などで有名な作家さん。
ベストセラー作家がこういう物語を書いてくれると嬉しいですね〜。
http://bunshun.jp/pick-up/3ossan/
by takayukin_K | 2012-05-10 11:44 | 読んだ本

岐阜県関市の魅力をせき・まちづくりNPOぶうめらん代表北村隆幸の好みで発信するウェブメディアです。関に住んで、まちづくりに取り組む人ならではのディープな関の魅力を発信中。たまにまちづくりを暑苦しく語ります。


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