上之保の人たちが動き出す。

昨日は、上之保地区のがやがや会議へオブザーバー参加してきました。
上之保地区は平成17年に合併した旧上之保村で、人口1950名ほど。関市内からでも車で40分ほどかかる地区です。
今回の会議は「上之保ふれあいのまちづくり推進委員会(以下ふれまち委員会)」という地域の主要な団体が集まり、地域の人たちで構成された委員会を中心に、行政が主催ものです。
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これは、もともと昨年度、上之保地区の将来に危機感を持ったふれまち委員会が地域住民に対して、アンケートを取ったことからはじまっています。地域住民が立ち上がったことに呼応し、今年度関市がサポートに入って活動が進められています。
今回は、地域の人たち約30名?ほどが参加。上之保の良いところ、悪いところを洗い出すワークショップをしました。
皆さんからは、危機感やこの地域に対する熱意が伝わってきます。
昨日、じっくり見学させていただいて、個人的に、お金の匂い…いや、地域づくり事業につなげられそうな印象を持った課題がいくつかありました。

○上之保の特産ゆず。ゆずジュース「さわやかゆじゅ」は、絞るためにわざわざ長野の工場にもっていき1キロ1,000円もかかっている
○ゆずの加工品は結構人気があるのだが拡大しようにも、ゆずの生産量がおいついていない
○上之保温泉には、毎年10万人以上来ているが、温泉だけで帰ってしまう
○火葬場はあるが、斎場がない
○小学校等の跡地が活用できない
○高齢者の地域福祉が課題
○全国的にも珍しい西国33観音の石仏が9か所もあるがあまり知られてない
○帰ってきたい若者もいるが、仕事もなく、親自身が上之保の将来に不安を持っているので、帰ってこいとはいえない
○地域外でた人たちが地域づくりに手伝いにきてもらえるような情報発信が必要
○お年寄りがものすごく元気。シルバー加入率がこの辺ではナンバーワン。

全部で3回の会議を通して、今年度、上之保地域振興計画をつくるそうです。いろいろと僕らにできることもサポートしていきたいです。

ちょっとだけ残念なことをあげるとすれば、行政がやりすぎている感じをうけてしまいました。ある意味、熱意がありすぎる(笑)
今回は上之保の良いところ、悪いところのワークショップ。ふれまち委員会から声をかけられた人たちが集まっていたのですが、よく見かける、行政とコンサルが企画した会議に、とりあえず参加した市民という構図になっていました。はじめなので仕方ありませんが、今回はいかに来年度行動できるのかが最大の目的だけに、第2回、第3回の集まりが大切になってくると感じました。

お隣の武儀地域では、地域全戸参加のNPO法人が、福祉有償運送を始めたり、里山を整備して遊び場を作ったりしています。上之保ふれあいのまちづくり推進委員会がそういった事業をどんどん起こしていく存在になれるのかどうかが、今回の計画づくりの最大の成果指標ではないのでしょうか。

個人的には、せきゆずミルクにかなりの可能性を感じています(笑)
by takayukin_K | 2011-08-31 14:37 | 地域メディアのまちづくり

岐阜県関市の魅力をせき・まちづくりNPOぶうめらん代表北村隆幸の好みで発信するウェブメディアです。関に住んで、まちづくりに取り組む人ならではのディープな関の魅力を発信中。たまにまちづくりを暑苦しく語ります。


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