銭湯の灯が消えた日
2010年 12月 27日
明治20年に創業されて、89歳のおじいさんとおばあさんで切り盛りされており、最近はおばあさんは体調を崩されたのか、おじいさんとご家族の方で営業されていました。
レトロで近所の人がつどうあったかい銭湯でした。外見も気に入っていて、ぶうめらんHPの僕のブログバナーにもしています。

また、行くたびにエピソードが増える素敵な銭湯でした。
たいていお湯がものすごい熱いんです。まさに、ちんちこちん。
必死でそのお湯につかっていると、壁だと思っていたところが急に開いて、おじいさんが顔を出し、湯加減どう?と聞いてくれます。
17日にスタッフが行ったときは、3歳くらいのひ孫さんが、仮面ライダーのお面をかぶり、剣を振りかざし、女湯の脱衣場で大暴れしていたそうです。常連のおばあちゃんにたいそう可愛がられていました。
あ、当然ですが、その時番台のおじいさんはおつりを間違えたそうです。
関市には最盛期で12軒の銭湯がありました。その最後の灯が消えてしまったんですね。残念でなりません。
あのレトロな雰囲気を活かしてコンバージョンできないものか。銭湯の後、レストランにしてうまいこと行っているお店は名古屋にもあるし。
それにしても、あ~もう一回いっときたかったな~。