さらば~。
2010年 09月 22日
NPO法人ぶうめらんとしての初めて受け入れたインターン生。設立から3年、まだ何も成し遂げていない団体で、何を学んでもらえるのか。若干の不安もありつつ、彼にはまず、自分の机を作るところからはじめてもらいました。
最初は、どのようにふるまえば良いのか分からない様子でしたが、まじめな姿勢で、少しずつ、自分でも考えて動けるようになってきました。
何よりも、任せたキッチンバサミのプロジェクトを、自分なりにもがきながら成功させたことが大きかったですね。ぶうめらんへも大きな成果を残してくれて、当初の期待以上の成果をあげてくれました。
今回、自分自身も色々と見直す機会となりました。
自分が休学して七尾市で1年間働かせてもらったのが23歳のときで、師匠が32歳。今回、大塚君が21歳で僕が30歳。ほぼ同じなわけです。1ヶ月半という短い期間とはいえ、自分が七尾で受けたような影響を彼にも感じてほしいと考えていました。七尾でやっていただいた送別会は今でも鮮明に覚えています。大勢の方が、次の日仕事にも関わらず、夜中3時ごろまでスナックでカラオケに付き合ってくれました。今まで経験した事無いほどうれしかった。
20名近くのぶうめらんスタッフが参加してくれた彼の活動報告会と送別会。
1時頃のスナックで最後に「キセキ」を歌いながら、泣き笑いする彼を見て、少しでも彼の心に残ってくれたのかなと安心しました。
残念だったのは、「コンプレックスです」と言っていたカラオケが意外に普通だったこと…。最後は「へたくそー!」といじって終わる予定でしたが・・・(笑)

苦手な歌を歌う大塚君と、母のようなまなざしでほほ笑むしもちゃん。