「燕三条は夢を叶えるまちです」
2010年 09月 09日
「刃物のまち関」と同様に「刃物・洋食器」のまちとして知られる燕三条は、以前からどうしても行ってみたいまち、いや、行かねばならないまちでした。
やっぱり凄いのは、「磨きやシンジゲート」の取り組みと、「磨きや一番館」の取り組み。
特に「磨きや一番館」では、研磨の後継者を育てるということで、行政が作り、毎年、5,6、人の研修生を受入れて、3年間研修するそうです。研修と言っても、やることは企業から受注した仕事でしっかりと研修生も給料がもらえます。熟練工が品質を保ち、年間6000万円ほどの企業の受注があるそうです。
4年目の今年だしたはじめての卒業生は、1名が新規起業し、5名ほどが関連の会社に就職したそうです。
すごいですね~。後継者の育成にしっかり行政がお金をかけています。

「燕三条は夢を叶えるまちです」
アウトドア用品でのトップランナーをいく株式会社スノーピークの社長の言葉で、今回、特に印象的だったことです。
分業制で、ものづくりのたくさんの工程の企業がある燕三条では、「こんなものを作りたい」というアイディアがあれば、この地域の企業を回ればできてしまうということ。だからこそ、新商品や新規事業が立ち上がりやすい土壌だったそうです。
ん、これは関市にも完全に当てはまることじゃないですか。
関市ほどの、各工程で高い技術を持つ企業があればできることです。
関市でも、ものづくりの夢を持つ若者がたくさん出てこればいいな~。