演劇とまちづくり
2004年 09月 28日
人前で演技するなんて、見ていてる方も気恥ずかしくなると思っていたけど、なんとなくやりはじめたらマジではまってしまった!演技をしている時、必死で体を動かし、大声を出して練習するのが楽しい。そして、一緒に舞台に立つ人との調和というか、波長というか、それがあってくるともっと快感になる。最初はまだまだ初心者ゆえに、自分の思うような演技をしてしまい、劇としては成り立たないんだけど、練習で合わせていくうちに、同じ舞台にたつ人との波長が合ってきて、自分もその人に合わせた演技をしようとするし、相手も自分に合わせようとしてくれる。
今日、10月9日に講演に来ていただく大阪の浄土宗應典院住職秋田光彦さんの共著である「市民プロデューサーが拓くNPO世紀」を読んだ。その本が手元にないためすでにうる覚えなっちゃってるけど、まちづくりにいおいて、演劇の過程というのは非常に重要であるらしい。演劇の練習ですりあわせる中で作られる人間関係こそが生活に必要であるという。あれ、あとなんだったけ?肝心なところを忘れてしまった・・・。ここに関しては明日、もう少し詳しく書きなおします。
また、延藤安弘さんの著書「何をめざして生きるんや」にもまちづくりと演劇の関わりがある。住民が行政に反感を持っているワークショップの場で、自治体職員が住民の前で劇をやって、一気に住民の意識がっかわったらしい。まちづくりはユーモアを交えながら、頭ではなく気持ちをゆさぶらなければだめだ。「イズムからリズムへ」との主張の中で、演劇がまちづくりに効果的であるとおっしゃっている。
まちづくりでの演劇の可能性ってすごいと思う。演劇とか、合唱とかって、自分の体一つで誰でもできる芸術活動で、やり始めると楽しくて仕方なくなる。やる方にも、見るほうにも面白くできる。関市役所の中にワークショップ演劇部隊を作ったらおもろいだろ-なー(笑)市民への説明は必ず演劇付で行いますみたいな・・・。