残さなかん。
2010年 04月 25日
御年79歳。
「へ〜。ほ〜。」戦後の復興から、関市の商店街が最も活気づいていたころのお話に、ただただ唸るばかり。関の商店街では、美空ひばり、北島三郎をはじめ、大物歌手を片っ端から関に呼んで歌謡ショーを行って来たんですね。美空ひばりの時には、通路にも座布団を敷いて、1,200人キャパの文化会館に1,700人入れたそうな。いいのかよ(笑)
年末ともなると人が行き交うのにも、肩と肩が触れ合うほどでまともに歩く事ができなかったとか。商店街は人とモノの交流地点であり、そんなところから関の文化が生まれてきたのだ改めて感じました。
チラシや写真もみると、今では考えられないような企画をバンバンうちだしています。それがほんの2、30年前なのです。
私が生まれた約30年前と比べて、本町1丁目だけで、20店舗以上のお店がなくなっています。商店街全体だと100店舗以上少なくなっているそうです。この次の30年には、どうなっているんだろうか・・・。怖いですね〜。
その人の頭の中には、関市の大変貴重な歴史がおさめられています。
今、ちゃんと、僕らが聞いて残していかなければ!改めてそう感じました。
そして、商店街もそうです。
関の文化や歴史を形作って来たこの中心市街地もやっぱり大切であると再認識しました。
ぶうめらんでは次号6月号から、1年間かけて本町商店街を徹底的に特集していきます。