関ジャーナル-関市のディープな情報とまちづくりのこと-

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市民活動補助制度がないのは19%(岐阜県内市町村)

5月は、市町村が主催する市民活動向け助成金の審査会が各地で行われる時期。
今年、私は、岐阜県可児市、恵那市、愛知県犬山市(市民活動助成金とろくまるチャレンジ助成金)の審査に加わらせていただいて、関市でも市民活動センターとして関わっております。

いくつか関わらせてもらうと、比較ができて面白いです。

犬山市の特徴は、「市民活動を育てる助成金」という位置づけが明確です。
最後の報告会はなく、そのかわり、中間に助成団体交流会があります。その交流会では、助成金活動の発表をしてもらい、審査にあたる市民活動促進委員が、もっと活動がよくなるようにアドバイスをするというものです。一昨年まで報告会を通常通り3月に開催していましたが、それをなくして12月に中間交流会を開催するようになりました。関市の報告会は、助成団体の報告に対して、声の大きな市民が、各団体の活動や助成金のあり方について糾弾することがあります。それに対して活動発表した団体から苦情も多くありました。関市の助成金の趣旨も犬山と同じで「育てる助成金」です。もちろん団体にも落ち度はあるので、しめるところはしめなければいけませんが、今年度は「育てる」ことを目的とした報告会に変えて行こうと思っています。

関市の特徴は、助成額が大きいこと。上限100万円の2/3補助です。
そのおかげか、単発のイベントはそんなに多くなく、取組む課題に対して、年間通しての事業であることが多いです。

可児市は、団体が書く申請書が「審査項目」毎に書く欄があり、ちゃんと「公益性」や「継続性」などなど各々考えていることが分かる事がいいです。

一方、共通の課題は、あまり「落ちない」ことだと思います。ほとんどが、1団体、もしくは2団体ほどしか落ちません。ちなみに、岐阜市の助成金の場合は、申請した半数くらいが助成金がもらえないそうです。岐阜市でも審査をされている方に聞くと、やはり団体のプレゼンの質も、団体の気合いもが随分違うそうです。「育てる」という視点では矛盾する部分もありますが、団体の内発的成長を促す最低限のハードルは必要だと思います。

岐阜県内にもかなりたくさんの市町村で市民活動向け補助制度があります。
一覧から抜粋しましたが、なにかしら補助制度がないのは42市町村の中の8市町村(H25.4時、各務原はH26から)だけなんですね。あることが普通の状態になってしまった昨今。
作る側も、使う側もレベルアップしなければ。



by takayukin_K | 2014-05-24 17:25 | 中間支援のまちづくり

本を3冊で買う

本を選ぶ時、1冊ではなく、テーマにそって3冊あるともっと楽しくなると思いませんか?
ブックエカの「本棚プロデューサーの棚」も同じこと。
その人がテーマを決めて作った本棚には、その人の個性が出ていてとっても面白いです。

今回、ブックエカでは、にんげん図書館さんと協働で「三冊書店」というイベントを開催することになりました。
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三冊書店は、お好きなように組み合わせた3冊を持ち寄り、みんなでつくる1day古本屋さん。3冊の中に関連性、テーマをつけてもいいし、バラバラでもいいし。どんな3冊を選ぶかはあなた次第
------
という企画。
ブックエカでもたくさんの3冊セットを用意するのですが、このイベントは参加型。
みなさんに3冊考えて持って来てもらって、売ってみようという企画です。

以前、名古屋でにんげん図書館さんが開催した三冊書店に参加したのですが、すごく楽しかったです。
その時に購入して今でも大切な本がこちら。
「すぐそこにある風景がみえそうな本」
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私も、「はじめての落語の本」を出しました。
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5月31日に開催します。ぜひ遊びにきてください。
本を持ってきて頂いてもいいし、もちろん手ぶらでも結構です。

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み ん な で つ く る 古本 屋 さ ん

にんげん図書館 三冊書店@関ブックエカ

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三冊書店は、お好きなように組み合わせた3冊を持ち寄り、みんなでつくる1day古本屋さん。
3冊の中に関連性、テーマをつけてもいいし、バラバラでもいいし。どんな3冊を選ぶかはあなた次第。

今回の会場は、NPO法人せき・まちづくりNPOぶうめらんが運営する「ブックエカ」さんです。
ブックエカに集う人がプロデュースする本棚や、本を寄付をしてもらい、地域のNPO等に寄付をするブック基金など、ユニークな取り組みをされています。

店長北村さんより一言
「関市の魅力を発信するフリーマガジンを発行しながら関のまちづくりをしている団体です。
今回、本だけではなく、関のまちと本、そして人がつながる場所になればいいなと思っています。ぜひ関にお越しいただき、本と関のまちとの出会いをお楽しみください」

素敵な本との出会いが生まれますように!


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◇日時:5月31日(土)10:00~16:00
お好きな時間に来てください。(終日ずっとかかるイベントではありません。)
 【当日開催イベント】
 13:00~ 三冊書店ワークショップ
 お店にある本から3冊選んで組み合わせて紹介します。
 

◇場所:
コミュニティブックカフェ「ブックエカ」NPO法人ぶうめらん内
岐阜県関市栄町1−22−2F(0575-46-8035)
◆名古屋駅名鉄バスセンターから高速バス(1000円)
・関・美濃行きのバスで1時間強、栄町1丁目で下車徒歩1分です。
◆電車
長良川鉄道関駅より徒歩5分
◆駐車場
ブックエカ駐車場をご利用ください。満車の場合は、関シティーターミナル駐車場(3時間無料)を
ご利用ください。

◇参加方法
・当日三冊屋の本を見に来る、買いに来るのに、申し込みは不要です。上記の時間におこしください。
・本を持ってこなくてもOKです。

~3冊本を出品したい方~

1)主催者(山本、ブックエカさん)に、事前に渡していただくか、郵送してください。(郵送費はご負担いただきます)
  当日持ってくるのもOKです。
2)「御飯がすすむ3冊」とか、「私の家の本棚の3冊」など、  3冊に自由にテーマをつけてください。
3)販売したお金は、運営団体と、ブックエカが運営する「ブック基金」に寄付されます。

〜コミュニティブックカフェ「ブックエカ」とは〜
本と人とまちをつなぐ場です。本を読みながらゆっくりでいるカフェと、古本の販売をしています。
イベント当日はドリンクを200円で提供します。


◇申し込み問い合わせ
にんげん図書館 山本茜
ehon.akane@gmail.com
090-9938-5175
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
にんげん図書館 ~本と人が出会うコミュニティ~
ブログ:http://blog.canpan.info/future-library/
フェイスブック:https://www.facebook.com/peoplelibrary
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
NPO法人 せき・まちづくりNPOぶうめらん
HP:http://www.vousmelan.com/
コミュニティブックカフエ ブックエカ
http://bookeka.exblog.jp/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



by takayukin_K | 2014-05-16 16:21 | 本によるまちづくり

4月に読んだ本について

本を一冊読み終えると、次はそれに関連した本を読んでいきます。
どんどんその分野が広く深くなっていくことが楽しいですね。

そんな意味で4月の僕の中でのテーマは、商店街活性化と宮沢賢治。
しかもその2つが平田オリザさんの「新しい広場をつくる」の中でつながって我が意を得たりの気分になれました。
今、「では、関市の本町商店街に落とし込むとどうなのか」、「関の中心市街地は何を目指せばいいのか」それを改めてじっくりと考えている所です。


2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3593ページ
ナイス数:39ナイス

粗にして野だが卑ではない―石田礼助の生涯 (文春文庫)粗にして野だが卑ではない―石田礼助の生涯 (文春文庫)感想
松井秀喜へ伊集院静が勧めた本と知って読み始めた。78歳にして第五代国鉄総裁に請われて就任した石田礼助の話。「田舎者の山ザルだが、卑下はしない」
という生き方そのままに当時誰がやっても失敗するといわれた国鉄総裁をやりきった。ちょうど初代総裁が変死した下山事件の本も読んでいたため、より凄さがわかる。こういう人、日本にすっかりいなくなったな〜。真っ直ぐいかねば。そう思わせてくれる一冊。
読了日:4月29日 著者:城山三郎
新しい広場をつくる――市民芸術概論綱要新しい広場をつくる――市民芸術概論綱要
読了日:4月25日 著者:平田オリザ
珈琲屋の人々 (双葉文庫)珈琲屋の人々 (双葉文庫)感想
商店街の人情も珈琲も暖かい。ほんのりとした火のガスバーナーのような話しがつづく。なぜか決闘が何回かでてくるとか、若干の古さはあるが、それもまた味。
読了日:4月23日 著者:池永陽
なぜ繁栄している商店街は1%しかないのかなぜ繁栄している商店街は1%しかないのか
読了日:4月20日 著者:辻井啓作
ナインティナインのオールナイトニッ本 (vol.1)ナインティナインのオールナイトニッ本 (vol.1)
読了日:4月20日 著者:
円空と木喰 (NHK美の壺)円空と木喰 (NHK美の壺)
読了日:4月20日 著者:
南方熊楠の世界 (タウンムック)南方熊楠の世界 (タウンムック)
読了日:4月18日 著者:
日本の詩歌 (18) (中公文庫)日本の詩歌 (18) (中公文庫)
読了日:4月15日 著者:宮沢賢治
小僧の神様・城の崎にて (新潮文庫)小僧の神様・城の崎にて (新潮文庫)
読了日:4月14日 著者:志賀直哉
宮沢賢治の理想宮沢賢治の理想感想
すごい本でした。農民芸術概論綱要を一文いち文解説して、宮沢賢治の目指した理想を解き明かしてくれる本。教師をやめて農家になるという人生の転換期に、自身の理念をまとめたもので、科学と宗教と、自然から成る「芸術としての人生」がメッセージ。見方が変わったので、また宮沢賢治の詩や童話ん読み直したい。
読了日:4月13日 著者:マロリ・フロム
なごや古本屋案内なごや古本屋案内
読了日:4月8日 著者:鈴木創
商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道 (光文社新書)商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道 (光文社新書)
読了日:4月5日 著者:新雅史
街を変える小さな店 京都のはしっこ、個人店に学ぶこれからの商いのかたち。街を変える小さな店 京都のはしっこ、個人店に学ぶこれからの商いのかたち。感想
左京区のガイドとして面白い。大好きな恵文社の店長からみた、魅力あるお店の店主についての踏み込んだ話がいい。ただ、街を変える、まちづくりという視点においては踏み込みが足りない。ただ、無性に京都にいきたくなる。そんな意味でいい本ですね!
読了日:4月4日 著者:堀部篤史
海士人――隠岐の島・海士町 人々に出会う旅 (COMMUNITY TRAVEL GUIDE)海士人――隠岐の島・海士町 人々に出会う旅 (COMMUNITY TRAVEL GUIDE)
読了日:4月4日 著者:
最低で最高の本屋 (集英社文庫)最低で最高の本屋 (集英社文庫)感想
読み終わった後の違和感は、10年以上前の本なので、今の若者の感覚とは違っていることからなんだろう。今、自由を求めなくても色んな生き方を許容されているので、就職しないで生きることに固執することもない。ただ、本屋に関するスタンスは不変なもので、とっても共感できる。旅の本屋やってみたい。
読了日:4月3日 著者:松浦弥太郎
タモリ論 (新潮新書)タモリ論 (新潮新書)感想
いいとも、最終回に感動して読んでみたが、驚くほど内容がなかった。本編に二回登場する吉田修一の引用文が全て。
読了日:4月1日 著者:樋口毅宏

読書メーター




by takayukin_K | 2014-05-01 14:04 | 本によるまちづくり

岐阜県関市の魅力をせき・まちづくりNPOぶうめらん代表北村隆幸の好みで発信するウェブメディアです。好き勝手やってますが、たまにまちづくりを暑苦しく語ります。
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